それでは使用してみましょう!
持ったサイズは大きめのトートバッグくらいでしょうか。重さ3.2kg。
付属の専用バッグは、コットンかと思うような手触りのポリエステル生地。火の粉や熱に強くないので注意は必要ですが、厚手で耐久性がありそう。しっかりした専用バッグが付いているってポイント高いです。
しっかりとした厚みのある同じ形のステンレス合金の板が6枚で構成され、隣り合う板どうしを蝶つがいで繋ぎ、リベットで固定されています。
上下同じ形ですが、火床になるのは手持ちの穴が空いているほうです。
設置は開くだけ。取り出してから1秒で完了します。上から押さえてみますが、ステンレスの合板は歪むことなくしっかり。焚き火台の安定感もいいです。
6枚の合板が織りなす造形美。こんな焚き火台を見たことがありません。
焚き火台としての機能はどうでしょうか?着火剤を使って薪に火を付けてみます。
簡単に火がつきました。板と板との間に少し隙間があり、そこから空気が入り込んで燃焼を手助けしてくれます。
焚き火台の直径が38cmとそれほど大きくないので、薪をガンガン積み上げて燃やすというよりは、聖火のような程よく揺らめく炎を楽しむのが良さそうです。
薪が少なくなってもしっかりと燃えてくれます。
使い終わったところ。熱による変形などは一切ありませんでした。洗いやすい形で撤収も簡単です。
編集部まとめ
使ってみて、その形に目が行きがちですが、設営・撤収が簡単で、頑丈な作り、コンパクトな収納サイズを持ち合わせた、とても優秀な焚き火台だと思います。燃え上がる炎だけを楽しむのではなく、焚き火台を含めた全体像を見たくなる、そんな絵になる焚き火台でした。
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