1歳頃までは「子どもと遊んでいた(遊んであげていた)」親御さんも、お子さんが少し大きくなると遊んでいる子どもを見守ることが増え、「一緒に遊ぶ」機会が減ってきてしまってはいませんか?
こんにちは、Campeenaの安井直子です。
日常の生活の中で遊ぶ時間が取れないのは仕方のないことかもしれませんが、せっかく非日常のアウトドアへ飛び出した時には、子どもと一緒に遊んであげたいですよね。
アウトドアで出来るオススメの遊びは多々ありますが、今日はその中でも一見地味だけど実は楽しい遊びを3つご紹介します。これをヒントに、各ご家庭で独自の遊びも考えてみてください!
特別なものは必要なし!あるもので考える!
特別な道具は極力使わず、キャンプ場にあるものや自分の体を使って遊びを作ります。ルールを話し合ったり、チーム戦にして競争したり、遊び方を考える時間が実はとっても大切な「遊び教育」の時間なんです。
1、木ノ実探し
小さい袋やバッグを持って、木ノ実を探します。「いくつ拾えるか」ではなく「何種類見つけられるか」を競うのがポイント!
木ノ実=タネという解釈(独自ルール?)で、草木の実を探します。案外大人も知らないような木ノ実がたくさんありますよ。
見つけた木ノ実が何の実なのか調べる時には、「Green Snap」がお手軽。木ノ実からの検索はできませんが、実がついていたであろう草木を探し出し、スマホで撮影することで、植物の情報が調べられます。リストにない場合はユーザーさんに情報を求めることも可能ですよ。
ただし!キャンプ場で木ノ実を集める時には、マナーやルールを守って、自然を傷めないように楽しんでくださいね。(持ち帰る時には、念の為、オーナーさんに一声をかけると安心です。)
2、ロープ遊び(つなひき)
綿のロープは、無限に広がる遊び道具。我が家の遊びの定番です。
1~2歳の頃は「電車ごっこ」をして遊び、3~4歳ごろは丸く結んで置き「相撲大会」、6歳~は木に吊るしたり、大なわとびをしたりと様々です。
でも、どの年齢の子でもできる人気の遊びといえば、我が家ではやっぱり「つな引き」が一番人気。
「パパ vs 子ども達」「ママ vs 子ども達」など、大人に挑戦するのも楽しいですし、チームに分けて楽しむのもいいですよね。
ちょっとした罰ゲームなどがあると、さらに盛り上がります。
(テント用のショックコードで遊ぶ際には摩擦による火傷に注意してください。2本どりにして8の字結びでコブを作っておくと、お子さんでも握りやすくなりますよ。)
3、お尻ペチンゲーム
遊び道具が何も無い時、体を動かしたい時に必ずリクエストがあるのが、この遊び。(子どもってどうして「お尻」が好きなんでしょうね。)
その名の通り、お尻を「ペチン!」と音がするぐらい叩き合う鬼ごっこ。狙うのは「お尻」一点です。「痛っ!」となる時の大人のリアクションに、子ども達は大爆笑間違いなし。(サイトの中だと他のキャンパーに迷惑をかけてしまうので、広くて安全な場所で楽しんでくださいね。)
末子が小さくて一緒に遊び時間が取れない時期には、撤収の片づけ後に15分だけ全力で遊んであげる時間を作っていました。大人も子どもも全員参加の鬼ごっこTIME。
帰りに運転のある大人達は大変ですが、子ども達はこの時間があることで片付けのお手伝いも率先してやってくれていました。そして、遊び終わったあとにはみんなで息を切らし、「楽しかったねー」「また来たいねー」となるんです。
まとめ
木ノ実がなければ石集めでも、枝集めでもいいと思います。
とにかく、親子で「一緒に」楽しむ=時間や経験を共有することが大切だと思うんです。
おもちゃや遊び道具がなくても、工夫次第でこんなに楽しいんだよ♪ということは、経験からしか学べません。一緒にスキップでゴミ捨てに行くだけでも良い。なんてことないことでも、子どもは十分楽しんでくれます。
大人も子どもと一緒に楽しんで遊んでいただけたら、私はとっても嬉しいです。
photo by tomokko107