意外かもしれませんが、タイトルの通り、実は私、虫がちょっと苦手です。
こんにちは。Campeenaの安井直子です。
特に、小さくて群れる虫、こちらに向かってくる虫が、本当に嫌。(逆に、ミミズや蜘蛛は案外平気だったりします。)
キャンパーだからといって、虫が平気な人ばかりではないんです。
ただ、キャンプする時はコチラが虫のテリトリーにお邪魔させていただく身。それを理解した上で、余計な殺生はせず、なるべく快適に過ごせるように出来る限りの対策をしています。
虫対策として重要なのは「入らせない」「刺されない」「初期治療」の3つのポイント。
今回は「入らせない」対策として、テントへの虫の侵入を防ぐ方法と、オススメアイテムをご紹介します。人の出入りと一緒に虫がついてきてしまう事は完全には防げませんが、私たち家族が試行錯誤した方法をご覧ください。
(注意:紹介する方法は、あくまでも私が試してみた実例の1つです。薬剤の成分がテントなどに及ぼす影響については、十分ご注意・ご確認の上お試しください。)
虫を寄せ付けない5つの方法
①網戸用虫除けスプレーを使う
網戸用の虫除け「虫コナーズ」を、テント設営後にグル~ッと一周撒きます。(特に出入り口近辺を念入りに!)商品によっては、持続効果2ヶ月をうたったものもあり、雨が降っても大丈夫!?と思う時もありましたが、この方法はかなり効果的です。
設営中にインナーに入ってしまった虫を追い出すべく、まずは中から外に撒いていくのがポイント!
ただし、虫除け散布中は吸い込まないように、家族みんなで水汲みなどに行っていてもらいましょう。
(車での持ち運びを考え、高圧ガスを使用していないスプレータイプがオススメです。)
②蚊取り線香を焚く
テントに入らせない為の蚊取り線香は、出入り口の側(風上)で焚きます。コチラは、足元の虫には効果がありますが、蚊取り線香の煙は下の方に溜まってしまう、もしくは風に流れてしまうことが多く、蛾など光に寄ってくる虫はススーっと入ってしまうので注意が必要です。
テントに入ってしまった虫を追い払うべく、テントのインナー前で焚いてみた時は、煙で喉がヤラレ大変なことになりましたので、お気をつけ下さい。(きっと皆さんはやらないと思いますが)
③アロマオイルを利用する
ハッカ油(ミント)を利用しているキャンパーさんはとても多いと思いますが、私はハッカ油にラベンダー・ティトゥリー・レモングラス・ユーカリをミックスしたオイルスプレーを使用しています。
安心して使える虫除けが欲しくて、Campeena常連のアロマセラピスト根岸有美さんに教えていただきました。アロマオイルは香りも良く、選び方によっては薬効も得られるので、重宝していますが、残念ながら主人はちょっと苦手。
テントの周囲やゴミ箱の周りなどにたくさん撒きますので、香りが苦手な方には微妙かもしれません。
ミックス系のアロマの虫除けを試されたい方は、まず市販品の「パーフェクトポーション バズオフルームスプレー」や「ナチュラス アースボタニカルスプレー」などで試されてみるといいと思います。ちなみに、ナチュラスは軽く爽やか系の香りで、パーフェクトポーションはユーカリ系の強い香りが特徴的な商品です。
④ドームテントからツールームテントへ
オープンタープ+ドームの組み合わせは、寝室部分の出入り口が外に近くなるので、虫が入りやくすなります。特に夜はテント内の明かりに虫が引き寄せられて、どうしても中に入りがち。
スクリーンタープやツールームテントを上手く使用して、前室で虫を撃退出来ると、寝室内への虫の侵入も最小限に出来ますよ。
⑤離れた位置へ虫を誘導
日が暮れ始める夕飯時に集まる虫は、光に集まる習性を利用して、高光度のライトにおびきよせる方法も有効です。自分たちの居るエリアは少しムーディーな感じに明かりを落とし、離れた場所に虫の好む高光度のLEDランタンを吊るします。
ただし、この方法はLEDライトが虫でびっしりになるほどの場所では効果なし。山間の川沿いキャンプでは肌を露出させず、メッシュの中に避難した方が無難です。
Photo by tomokko107
まとめ
いろいろな方法を試してきた私ですが、残念ながら「絶対に虫を入れない」方法には出会っていません。ですが、色々な対策を試した結果、テントの中に虫が入ることをかなり防げるようになりました。
私のように虫が苦手な方は、虫を寄せ付けない対策をとり、虫がテントに入ってこないように最大限の努力をした上で、ご家族みなさんで楽しいキャンプをお過ごしください♪
次回は「刺されない対策」と「初期治療」についてご紹介したいと思います。