もうご存知かもしれませんが、私、虫がちょっと苦手です。特に、小さくて群れる虫、こちらに向かってくる虫が、本当に嫌。
こんにちは。Campeenaの安井直子です。
そんな私が試行錯誤してきた、出来る限り虫で嫌な思いをせずにキャンプを楽しむ対策法。
今回は、前回の「テントに入らせない対策」に続き、「刺されない」刺された時の「初期治療」の方法とオススメアイテムをご紹介します。
虫嫌いな方をキャンプにお誘いする方法が見つかるかも!?
刺されない対策
①肌を出さない
「真夏のキャンプで長袖長ズボンなんて無理」「川遊びキャンプならサンダルでしょ!」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、どんな虫除けを使っても、ずっと足を出していたらまず間違いなく刺されます。(腕よりも足の方が刺されやすいです。)特に、藪の中に入るときや、林間の湿った場所でキャンプする場合には、肌の露出を控えるのが一番効果的。
捻挫のように腫れ上がり、強烈な痛みと痒みが長引く症状は、蚊ではなく2ミリ程度の虫、ブユに刺された証拠。長袖長ズボンでも、袖口から入り込んできたり、衣類の上から刺されてしまうこともあります。特に夕方の川沿いなどは恐ろしく寄ってきますのでご注意ください。
私自身、スニーカー用のくるぶしソックスとズボンの隙間が狙われ、足首ばかり10箇所近くブユに刺された痛~い経験もしました。歩くのも痛い程かなり腫れますので、対策はしっかりとしておいて後悔はないですよ!
②虫除けを肌に塗る
どうしても外に出てしまう部分の肌には、直接つけられる虫除けを使っています。ここ数年のお気に入りはアロマオイルのブレンドスプレー。前回記事のテント用スプレーと違い、ミントは入れず、刺激の強いオイルは少なめで使っています。アロマオイルのスプレーはディートを気にせず1日に何度でも使えるのが良いですよね。
自分で作るのはちょっと…という方には、yuccaの「むしよけクリーム」や、アース製薬の「サラテクトMoist」はいかがでしょう。どちらも生後6ヶ月の子どもから使える低刺激商品で、肌の保湿なども考えられた優れもの。使用回数に制限はありますが、ディート使用ですので、しっかりと虫を避けてくれるはずです。
スプレータイプの虫除けは、肌の露出している部分に吹きかけてから手で塗り広げてください。首や額などは手に出してから塗り塗り。塗り残しがあるとそこを狙われてしまいますので、ご注意を!
③虫除けを服や帽子に吹きかける
露出されている肌に虫除けを塗ったら、服にも虫除けを吹きかけておくのがベター。服の上からでも刺してくるツワモノもしっかり予防しましょう。
虫に刺されてしまったら
①毒を抜く
蜂に刺された時だけでなく、アブやブヨ、蚊に刺された時にもポイズンリムーバーを使って毒を吸い出すと効果的とされています。ただし、いずれの虫の場合にも、刺されてすぐに対処しなければ効果が薄くなります。
いつ刺されたのか分かりにくい虫もいますが、諦めずに毒を吸い出してみてください。
②適切な薬をつける
ここでいう適切な薬とは、炎症を抑え、痒みを軽減してくれる効果のあるもの。以前、他の記事でオススメした「メンソレータムAD」も虫刺されに使えますが、薬がないときにはオオバコやドクダミの葉を揉んでつけておくと解毒や痒み止めとして使えます。
我が家では手足の虫刺されにはラベンダーオイルのスプレーを使っています。ラベンダーのオイルにも殺菌作用・抗炎症作用・鎮痛作用などがあり、子ども達も効果を感じるようで、気に入って使っています。ただ、肌が弱い方は使えない場合もありますので、使用の際には十分にご注意ください。
③痒いときは冷やす
毒が拡がり腫れてきてしまった後は、炎症と痒みを抑えるためにとにかく冷すのが効果的。我が家では、ヒヤロンで数分冷したり、熱冷まし用の冷却シートを貼って搔いて症状が悪化するのを防いでいます。ミント(ハッカ油)のオイルスプレーを吹きかけるのも冷んやりして気持ちいいのでオススメです。
まとめ
代謝の良い子どもの方が大人よりも刺されやすいと言われていますが、自然の中では虫にとって格好の獲物であることに変わりはありません。特にお酒を飲むと目に見えて狙われ率が上がりますので、虫除け塗布は念入りに!!
いよいよ本格的なキャンプシーズンが(虫のシーズンも)やって来ます。虫に負けず、素敵なキャンプタイムをお過ごしください。
今回紹介したアイテム
アース サラテクト&moist 150mL
ベタつかず、しっとりとしたうるおい感で、お肌のキレイと虫よけ効果の両立を目指した、スキンケア発想の虫除け剤です。
ドクターヘッセル インセクトポイズンリムーバー
小型で軽く、誰にでも手軽に使用できます。傷口に応じてカップ両側のマウスピース面を差し替えできるポイズンリムーバーです。