雨だからって落ち込むのはもったいない!雨キャンプを楽しむ方法を教えます〜遊び編〜

公開日:2018 / 06 / 06
最終更新日:2020 / 03 / 30

いよいよ梅雨の季節。キャンパーにとっては雨のシーズン到来ですね。こんにちは、Campeenanの安井直子です。

「雨のキャンプだからつまらなかった…」となってしまうのは、「やりたかったのに出来なかったこと」を数えてしまうから。特に大人は、雨の設営や撤収の手間を考えるとキャンプに行く前から気持ちが沈みがち。そうなると、子どもだって楽しく過ごすことはできませんよね。

せっかくキャンプに出かけるのだから、「雨を楽しもう!」と前向きに考えてみませんか?
雨キャンプの「遊び編」と「小ワザ編」の2回に分けて、私たちの雨キャンプの楽しみ方をお届します。参考にしてみてください。

雨キャンプの楽しみ方~遊び編~

普段は、雨の日って濡れないようにお家にこもりがちですが、キャンプとなると話は別。
トイレに行くにも、洗い物をするにも、必ず外に出なきゃいけない。それならいっそのこと、雨なんて気にせず散歩に出かけましょう!

雨だから見える景色を楽しもう


雨が降ると水滴の付いた蜘蛛の巣をたくさん発見できます。あちこちに水たまりが出来て…、カエルがいたり、雨水が流れているところを眺めたり。天気のいい日には目にする事のない景色に、子どもは興味津々。霧の中の散歩も楽しいですね。

真夏なら、カッパや傘を持たない「ずぶ濡れ散歩」も楽しいですよ。大人も子どもも関係なく、みんなでビショ濡れになりながら走ったり、水たまりで遊んだり。普段なら絶対に出来ない遊び方なのが良いんです。(笑)きっと思い出に残る1日になりますよ。

ただし、テントに戻ったらすぐに着替えて、お風呂やシャワーに行って下さいね。しっかり髪を乾かさないと、体調をくずしたらいけませんので。

テントの中で手軽なゲーム・工作などで盛り上がろう


濡れるのはちょっと…な人は、トランプ、ぬり絵、工作などを楽しむのもオススメです。キャンプの準備をしながら、「雨が降ったら何をしようか~?」と相談しておくのがポイント。トランプならば家族でトーナメント制にしてみたり、工作ならキャンプで飾れるものを作るのもオススメですよ。

私のオススメ商品


家族・兄弟で一緒に楽しめる、面白いぬり絵もあるんですよ。ペインタホリックジャパンが開発した、全長2mの巻物状に作られたこの商品は、脳科学者の茂木健一郎さんも推奨の一品。絵本作家さんが絵を描き、長いぬり絵にはストーリが。家族みんなで一緒に色塗りしながら、その世界観を楽しむことができます。みんなで同じものを共有しながら楽しめる、新しい形のぬり絵ですね。

ペインタホリック公式ホームページ

思いきって観光しちゃおう


連泊の時など、たくさん時間がある時には、観光スポットに行ってしまうのも1つの方法です。地元の美味しいお店に行ったり、ゆっくり温泉に入ったり、お土産屋さんをのぞいたり。
子どもは特に、狭い空間に一日中いるのが大の苦手。気分転換も兼ねて、お出かけしてみるのも良いと思いますよ。

無理に遊ばなくてもあり!


テントの中で一緒にゴロゴロしてみたり、手間がかかる料理を親子でじっくり作ってみるのもおすすめです。子どもをお客様にせず、勝手に遊ばせるのでもなく、一緒の時間を共有できるような、そんな時間を過ごしてみて下さい。

photo by tomokko107

まとめ

雨のキャンプは行動範囲が制限されて出来ることは減りますが、その分時間にゆとりが生まれます。だから、いつも以上に子どもと触れ合えるチャンス!

当たり前のことを「雨だから」「特別に」「やろう♪」とパパ・ママが誘えば、子ども達には「特別な」キャンプの思い出になるはずです。

雨でもご家族みなさんで、楽しいキャンプタイムをお過ごしください。

2回目の「小ワザ編」はこちら
雨だからって落ち込むのはもったいない!雨キャンプを楽しむ方法を教えます。 ~小ワザ編~

関連記事:
プロが教えるキャンプの雨対策8箇条! 遊び方や設営・撤収ノウハウ、持ち物など

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Campeena 安井 直子

整理収納アドバイザーとして働くかたわら、母と子のためのアウトドアイベントCampeenaを主宰し、乳幼児連れのファミリーキャンプデビューをサポートする活動をしている。自身も3児の母。日本オートキャンプ協会公認インストラクター。

Campeenaブログ:http://campeena.com

「別冊ランドネvol.3親子でアウトドア」(枻出版社)に掲載
「母と子のためのハイキング&キャンプ」(地球丸)キャンプ同行、掲載
「LDK2017年6月号」アウトドア(公園デビュー用品)監修

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