キャンプって何が楽しい?メーカー・ショップ・スクールの8人が「キャンプの魅力」を熱く語った!

公開日:2016 / 12 / 07
最終更新日:2020 / 03 / 30

友人や家族をキャンプへ連れ出す口実を探している方、興味はあるけど楽しみ方をイメージできていない方、今回は必見です。アウトドアメーカー・ショップ・スクールなどのアウトドアのプロ8人に「キャンプの魅力」を聞いてきました。

キャプテンスタッグ 企画開発室・若槻太郎さん

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魅力は『自然に親しむ・好奇心』ですね。星を見るのが好きで、キャンプには必ず天体望遠鏡を持っていきます。360°山に囲まれているような真っ暗闇のところで、見る星は最高なんです。流れ星が20~30秒に1個は降ってくる!普段見ることができない満天の星空です!!癒されますね。「ここまでの星が見えるんだ」という感動を味わうことが、キャンプの一番の魅力です。天の川の星のひとつひとつが見えるようなキャンプ場を探してみてください。

DOPPELGANGER OUTDOOR(ドッペルギャンガー アウトドア) 商品企画・緒方翼さん

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非日常に身を置くことができるキャンプでは、友人や家族のいつもと違う一面が見られます。そんな中で、一緒にテントを設営したり料理をつくったり、焚き火でリラックスしたり。ささいなことに喜び、じっくり語り合うなど、深いコミュニケーションがキャンプの醍醐味だと思います。普段の生活では過ごすことができない時間を、大切な人と心ゆくまで味わってください。

コールマンジャパン PRマネージャー 石垣裕也さん

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キャンプは自分たちですべてをつくる楽しみがあります。テント設営や料理、遊びや自分のスタイルなど、自然の中で今あるものをフルに活用して、それぞれが思うキャンプをつくる。これがキャンプの醍醐味ですね。人と人との繋がりや、家族・友人・自然のありがたさを教えてくれるのもキャンプならではだと思います。雨の日のキャンプも好きで、テントを叩く雨音特有の響きは安らぎます。

LOGOS SHOP 東京店 高橋岳さん

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テントで寝ること、BBQを食べること、外で遊ぶこと--具体的にはいろいろありますが、家以外で家族と活動すること醍醐味ではないでしょうか。
自宅はもちろん、ホテルの部屋で眠るのともまったく違う体験で、ふつうに旅行に行くより思い出になりやすいのではないかと思います。写真を見た瞬間に匂いまでよみがえる、なんて体験を私自身も家族や仲間と共有しています。

キャンパーズコレクション 商品部 田尻 貴紀

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「遊びの一手段」であり、遊びの幅を広げてくれるところ。「キャンプ」といっても「デイキャンプ」のような日帰りもありますし、キャンプ場で何をするかによって楽しさは変わります。もちろん、行く場所、行く人によっても違います。そのたびに変わる形を楽しむことが、キャンプの魅力の一つだと思います。

NEUTRAL OUTDOOR 企画営業 沈連俊さん

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キャンプはいろんなことを共同で行いますから、おのずと家族や友人とのコミュニケーションも増えます。
自然の中に身を置き、日常を忘れて家族のふれあいや自分を見つめなおす機会にもなります。夜なら闇を楽しみ、雨なら雨の音を楽しむ、寒くなったら焚き火を楽しむ。自然をそのまま感じて、地球を感じられるのがキャンプですね。
毎日確実に建っている家、あたたかい布団、当たり前に使える電気や水道が、どんなに素晴らしいかと。

CAMP on PARADE オーナー 水山 裕文

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キャンプで好きなシーンはふたつ。ひとつは夜。焚き火を眺めている時の静けさと火のはぜる音。もうひとつは朝。陽が登り、テントの布の一枚外側で、目覚めた鳥たちが一斉に鳴き始める音で目覚めること。
自然の美しさを実感できるロケーション・シチュエーションを味わえるのが、キャンプの魅力だと思います。

湘南自然学校 校長 斎藤 泰幸

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私どもは、子どもたちを対象に、キャンプを通じた自然体験活動を行っています。
仲間たちと、雄大な海でシュノーケリングやサーフィンを楽しみ、自然の中で料理を作って、満天の星空を眺める……。そんな時間を過ごしていると、子どもたちはだんだん人間らしくなり、豊かな喜怒哀楽を表現しはじめます。何より心優しくなっていくのを実感できることが素晴らしいです。自然は偉大な教師ですね。

十人十色なキャンプの魅力

さて、今回は第一線で活躍するプロの声をまとめてみました。十人十色な回答に、改めてキャンプの秘めた可能性の大きさに気づかされます。
キャンプには、決まった楽しみ方はありません。そこにあるのは、誰もがありのままの姿に戻れる大自然だけ。皆さん一人ひとりが、大自然へと心を解き放って、最高の楽しみ方を見つけていけば良いのではないでしょうか。

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