夏のレジャーで気になるひとつが食べ物の保管方法。Campeenaの安井直子です。
日帰りBBQ、1泊キャンプ、2泊キャンプ…楽しみ方によってメニュー選びや保管方法も様々です。2泊3日のキャンプを楽しめる方法なら、日帰りBBQでも食材保管は万全!!夏のお出かけの参考にしてみてくださいね。
必要な温度で3つのグループに分けて保管!?
クーラーボックスに入れなければならないものでも、実は必要な温度帯は3つのグループに分けられます。
「凍った状態で保管(移送)したいもの」
「ビールなどキンキンに良く冷やしたいもの」
「野菜など、少し涼しい程度で保管したいもの」
これらをウッカリ間違えると、ビールが凍ってしまったり、野菜が冷凍焼けしてしまったりと一大事。逆に2日目まで凍らせておきたいお肉が溶けちゃうのも困りますよね。
クーラーボックスの中を3つに分け、保冷剤との距離を分けながら、それぞれの適温を作っていきましょう。
3日目まで凍ってる!?我が家のクーラーボックスの保冷力UP術を紹介
クーラーボックスに断熱シート+保冷バック
photo by tomokko107
我が家のクーラーボックスは、最初にホームセンターで購入した格安のウレタン入りのボックスです。中身をたくさん入れると、蓋に隙間が空くクオリティーで、このままでは、翌日に保冷剤も溶けきってしまう保冷力。これでは真夏のキャンプは乗り切れません。
そこで!我が家では、クーラーボックスに断熱シート+保冷バックを入れて一工夫!
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冷気のたまる下の方を念入りに、箱全面に100均の断熱シートを敷き詰め、その中に保冷バッグをINすると、500mlのペットボトルが3日目まで溶けきらない程、保冷力がUPします。
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一番冷やしたいものは、バッグのチャックと反対側の一番下に、保冷材パックコーナーを作って保管します。ビールや野菜は、直に保冷剤に触れないように、バッグの中でも断熱シートを使用して距離をとってくださいね。ビールが凍ってシャリシャリしたり、飲めなくなってしまったりしますよ(笑)
冷凍で買えるものは+αの保冷剤がわりに
お魚もお肉も、凍ったままの状態で購入できるものが多々あります。スーパーの鮮魚・生肉コーナーで相談すれば、色々な物が冷凍で購入可能!ビールやジュースと一緒に入れておけば保冷剤のような効果も期待でき、キャンプ場までの数時間でゆっくりと解凍されていきます。(生で召し上がるものは、食中毒が怖いので、完全に解凍されてしまわないよう注意が必要です。あまりにも溶けなかった場合は現地で自然解凍を!)
まずは、お持ちのクーラーボックスの保冷力を試すつもりで、色々挑戦していただくといいと思います。万が一予想以上に早く溶けてしまった時には…、追加で氷を購入するか、すべて一気にお腹にしまうか、周りの皆さんにご馳走してパーティーを!
保冷剤は何使う?
photo by tomokko107
我が家ではLOGOSの板状の保冷剤を4枚+冷凍のお茶で冷しています。保冷剤は温度をグッと低くできるので便利なのですが、それだけだと長時間冷やし続けることができません。冷凍で売られているペットボトルを一緒に入れておくと、3日目の朝までお茶が解けずに残ってくれるので安心。今の時期はコンビニで冷凍の状態で売られている場合もあるので、行く途中で何本か購入しておくと便利です。(ジュースよりも、糖分のないお茶の方が長く凍ります。)
LOGOS倍速凍結・氷点下パックXL
蓋の開け閉めが、実は冷気を逃してる!?
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しっかりと保冷できるクーラーボックスでも、開けっ放しで作業したり、頻繁に開け閉めしていると冷気が逃げていってしまいます。蓋を開け閉めする時はパパッと!そして、冷気を逃さないように、上に断熱シートを載せておくなどもオススメです。
飲み物の出し入れは、クーラーボックスの開け閉めの回数も増えてしまいますので、ビール派の方には専用のクーラーで1日目のビールを持参する分割作戦をオススメします。2日目の分だけ食材と一緒に冷やしておけば、翌日も冷たいビールが飲めますよ!
まとめ
1つのクーラーボックスで全てをやりきろうとするのは以外と難しいものです。使うタイミングや頻度によって小分けしておけば、冷気を無駄に逃がすことなく長時間の保冷が可能になりますので、参考にしてみてください。
最後に1つ注意が必要なのは、どんなに保冷力をUPさせてるテクニックを使っても、クーラーボックスを日の当たる場所や地面に置きっ放しでは効果も半減してしまいます。常に日陰を意識してクーラースタンドなどを使って地面からの熱を避けながら保管するようにしてくださいね。