せっかくキャンプに行くのだから、親子で一緒に遊びたい。そう思うと、何をしたらいいのか迷ってしまう方はいませんか?Campeenaの安井直子です。
私達もそうでした。アウトドアショップに並ぶたくさんのオモチャを前にすると、どれも良さそうに見えてしまって…。我が家はボールやなわとび、カイト、ラジコンなど、いろいろと試してはお蔵入りしてきました。
キャンプの場合、「限られた車載スペース」「親子で楽しめる」「周りの迷惑にならないもの」など考えると、ますます迷います。今回は我が家の遊び道具遍歴を交えながら、キャンプで使える遊び道具をご紹介してみます。
我が家の定番オモチャは綿ロープ
フリーサイトで自由に遊べるキャンプ場をチョイスすることの多い我が家。子ども達の一番のお気に入りはロープです(笑)。最近は直径12mmで10mばかり使っていたのですが、昔の写真を見て直径16mmの5mを持っていることを思い出し、掘り起こしてきました。
以前、「地味な遊び」の記事でも少しご紹介しましたが、このロープが結構使えるヤツでして…。縄跳びしたり、木登りしたり、電車ごっこしたり、親子で本気の綱引きをしたりと、もう3年以上愛用しています。
最近ブームの空気鉄砲
コストコで、2つセットで購入したこちらの商品のいいところは、電池が必要ないところ。「ポンッ・ポンッ」と打ち合う音が結構するので、周囲の迷惑にならない場所でしかできませんが、玉が当たっても痛くないし、安心して見ていられるので気に入っています。Campeenaのイベントでも使用しましたが、的当てゲームのような使い方なら、大人と一緒に、2歳児でも楽しめますよ。
水たまりOKのラジコンを持参したこともありましたが、電池の消耗も早いし、何よりも兄弟喧嘩がひどくて…。ラジコン特有の機械音も気になったので、キャンプのオモチャとして我が家ではNG。今では長男が普段使いにして遊んでいます。
球技は、お天気&環境次第
バトミントンで盛り上がった時期もありました…が、やはりこちらもお蔵入り。
理由は幼稚園児の次男の存在です。小学生の姉&兄は2人で楽しんだり大人と対決したり楽しそうだったのですが、幼稚園児にはまだまだ高難度。いじけてわざと邪魔したり、思うようにいかず泣いてしまったり。また、風があると全く上手くいかないので、実は使用回数が少ないことも判明し、今ではすっかり玄関待機です。
サッカーボールや野球ボールは、寒い季節など、フリーサイトが貸し切りか!?という時ぐらいしか安心して使えません。
車内でも意外とかさばるので、確実に使えると分かっている時でないと持って行きづらいです。ボール遊び用のエリアが用意されている場合もありますが、周りのお子さんに注意しながら遊ぶのが苦手なので…あまり出番はありませんでした。
かさばらない遊びのNo.1は昔遊び系
昔遊びにも色々ありますが、最近のブームは宝探し。グループキャンプの時には当たりくじを隠して、子ども主催の「お菓子探しゲーム」に仕立て、準備から子ども達と楽しむ事もあります。宝探しのいいところは、幼児~小学校高学年までハンデ無しで一緒に遊べるところ。隠し場所を教えてしまうアクシデントがあったりしますが、それもご愛嬌です(笑)。
最近は、オオバコ相撲やドロケーもブームな子ども達。どんどん遊びの幅が広がっています。
水鉄砲は極力使わない派
低価格で色々なタイプの水鉄砲が売られていますが、ここ数年、キャンプに水鉄砲を持っていっていません。(いただき物など、自宅にはあるのです。)
理由は、現地で乾かして持ち帰れないから。そして、帰宅した後に乾かしてキチンと収納しておくのが大変だから。…完全に私都合でスミマセン。
最後に車に積む時にビショビショ(ひどい時は砂や石だらけ)だし、3人分ともなると結構かさばるのです。全員がタンク付きの大型のものを持って行きたがるので、水鉄砲は日帰り川遊びの時だけ荷物に入れています。
photo by tomokko107
まとめ
色々な遊び道具を試してきた我が家ですが、今は「持って行かないキャンプ」が主流になってきました。いつも車に積んであるのは、天候悪化に備えたトランプとリング状のフリスビーの2つだけ。
暇な時間ができると、おやつを作ったり、オモチャを作ったり、穴をほったり、火遊びしたり。特に「コレ」といったものが無くても、周囲のもので充分にキャンプを楽しむことができるようになりました。キャンプだからこそ普段と違う遊びを子どもと一緒に考えるのもいい思い出になりますよ。
※今回ご紹介した遊び道具は、キャンプ場によって禁止されているモノがありますのでご注意下さい。