寒い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?Campeenaの安井直子です。
「冬のキャンプはお休み」という方も多いと思いますが、今年は首都圏近郊のキャンプ場がとれなくなるほど、この時期も、多くの方がキャンプを楽しまれているようですね。
温か定番メニューといえば「鍋」ですが、今日はみなさんにあえて「肉まん」をオススメしたいと思います。
ふっくら系パンピザと同じ生地!?
タイトルで「え!?」と思われた方、これ、本当なのです。ベーキングパウダーとドライイーストを両方使うこのレシピなら、肉まんにも、ピザにもできちゃいます。
<材料>小ぶり5個分
薄力粉:150g
強力粉:50g
ドライイースト:5~6g(大さじ1/2程度)※
ベーキングパウダー:5~6g(大さじ1/2程度)※
砂糖30g
オリーブオイル6g(大さじ1/2)
塩少々
ぬるま湯100cc
※キャンプ場で作ることを想定しているので、イーストとベーキングパウダーの量に幅があり、分かりにくくてすみません。
というのも、どちらも市販の小分けタイプのものを使うから少し多めなんです。自宅で作るときには大さじで計るかもしれませんが、アウトドアではできませんものね。正確に作るのならどちらも「5g」が正解です。
粉類だけは、自宅で測って袋に入れて来ると手早くできるのでオススメ!出発前に余裕のある方は、自宅でこねて発酵させながら移動→チェックイン後のお昼ご飯orおやつに作ることも出来ますよ♪
親子で作れば2倍楽しい。
よく手を洗ってから、お子さんと一緒に作ってください。同じ具材で作っても、見た目がいろいろ並んで、それだけでも楽しいですよ♪生地の端に中身がついてしまうと、閉じにくくなってしまうのでご注意を!
幼稚園児には…ちょっと難しい作業でしたが、ワアワア言いながら作業するのが楽しいので(笑) もちろん、形にならなかった肉まんも、ちゃんと食べてもらいましょうね。
「具」はなんでもOK!
中に包む「具」はなんでも構いません。本来はひき肉と野菜をこねて包むのですが、それだと準備が大変。「包んだら美味しそうなもの」を考えて、選んでみましょう♪
具材選びのポイントは、加熱済みのものを使うこと。蒸し時間も短縮できますし、中まで火が通らなくてお腹を壊す心配もありません。どんな味になるのか、ドキドキ食べてみるのも楽しいですよ!
欲張って入れすぎ注意!
「具材たっぷりの肉まんが食べたい」と思う気持ちは良く分かりますが、くれぐれも入れすぎにはご注意ください。まず、具を入れずぎると、うまく包めません。写真のように、手がベタベタになります。(笑)
なんとか上手くいって、「包めた!」と思っても安心できません。蒸している間に破裂…なんて事態も発生します。生地の薄かった部分から破れたり、閉じたはずの部分から漏れ出して…中身なしの「空っぽまん」になることもありますので、皮の厚さには注意してくださいね。
オススメの具材<TOP3>
「ピザまん」
市販のボロネーゼソース(1人前)、ピザ用チーズ(1掴み)、ピーマン(1個)
ピーマンの香りと歯ごたえが美味しい
「格安焼き鳥まん」
焼き鳥缶(1缶)、わけぎ(適量)
ネギがない場合は、香味野菜をアクセントに追加してくださいね。
こねぎで作ると「和風のテリヤキチキンまん」になります。
「肉まんの味がする?残り物まん」
BBQで残りがちな野菜。ちょっとだけお肉も確保しておいたら、立派な具材になりますよ!
今回の包んでみたのは、豚ロース(ハーブソルト味)、しいたけ、エリンギ、玉ねぎ。
細かく刻んで、焼肉のたれでさっと味付けしました。
出来上がりは、こんな見た目になりました。ゴロッとお肉が硬めですが、味は立派に肉まんでした。市販のものよりも優しいお味の肉まん。大人は、生姜を加えても美味しいと思いますよ!
photo by tomokko107
まとめ
加熱済みのものを具にしているから、10~15分程度ですぐに蒸しあがります。生地が蒸しあがればOK。ベチャッとしてしまうので、蒸しすぎには注意しましょう。
クッカーで蒸すときには、蓋にフキンやペーパータオルを挟むと、蓋から水滴が落ちるのを防ぎ、ふっくら美味しくできあがります。ぜひお試しくださいね。