私のキャンプの楽しみは、美味しいものを食べること♪こんにちは、Campeenaの安井直子です。
美味しいもの、特に地のもの・旬のものを味わえることは、キャンプの楽しみの1つでもあります。野菜の収穫体験をしたり、魚を釣ったり、親子で楽しく体験し、一緒に調理して食べる。春キャンプなら、山菜やたけのこ掘りも楽しいですよ!
掘るのが楽しいたけのこ
たけのこってどんな風に掘るのか知っていますか?竹林に生えているのは知っていても、実際に掘ってみたことのある方は少ないはずです。周りをそっと掘っていって、最後に一振り鍬を入れパキッと折るのですが…実際にやってみないと伝わりにくいですよね。
鍬で掘るのは力がいるので、子どもは大人と一緒に協力しないと掘れません。だからこそ、親子で協力して掘った経験は、きっとプライスレスな思い出になるはずですよ。普段何気なく食べているものだから、生え方も掘り方も、ちゃんと知っていてほしいですよね。
色々と勉強にもなります。
たけのこは地下茎で横に拡がっていく植物です。この「地下茎」は理科の授業で時々現れますが、実際に実物を見る機会は少ないですよね。土を掘り、太い地下茎にくっ付いている部分から折り取るたけのこ堀りは、実は体験しながら学べる生きた授業。
竹が増えすぎてしまわないように管理するためにどうしたらいいのか、野生のイノシシなどに食べられてしまわないためにはどうしたらいいのか。ただ掘るだけでなく、いろいろなお話も聞けて、自然や環境保護について考えるいい機会にもなると思います。
関東近郊で山菜&たけのこ掘りが楽しめる、オススメキャンプ場
【千葉県】宮原オートキャンプ場
GWの期間中、3回に分けてタケノコ掘り体験のイベントが企画されています。午前中に収穫した方が美味しく、安全に楽しめるとのことで、体験希望の方は連泊で予約の必要がありますが、体験料は無料。(イノシシ除け柵作成のご奉仕作業あり)
キャンプ場内では、春はフキ、セリ、ミツバなどの山菜も採れます。オーナーさんにお声がけすると、気さくに案内してくれますので、山菜狩りを楽しんでみるのもオススメです!(※勝手に摘むのはトラブルの原因になりますので、やめましょうね!)
【栃木県】サンタヒルズ
那須高原に位置するこちらのキャンプ場では、東京・千葉あたりよりも半月ほど遅れて、たけのこの旬がやってきます。そのため、GW頃のたけのこ堀りはシーズン前半の柔らかくて美味しい時期だそうです。たけのこ堀りは、5月5日のこどもの日に宿泊者向けのイベントとして無料開催されます。4月14日の山菜採りイベントと共に、春を味わう人気のイベントだそうですよ。
この他にもたけのこ狩りが楽しめるキャンプ場はいくつかありますが、たけのこの採れる本数が少ないとの理由でご紹介NG。こちらの2つのキャンプ場も、今年のGWの予約は厳しそうですよね。
そんな時は、周辺の「たけのこ農園」でたけのこ狩りを体験してからチェックインするのもオススメです。体験農園として営業なさっているので、予約すれば、確実に美味しいたけのこが掘れますよ♪
子どもに食べさせる時の注意事項
たけのこは、アク抜きが不十分だと大人でも苦味を感じますし、気持ちが悪くなってしまったり、食べ過ぎで体調不良を起こしやすい食材です。
乳幼児や妊産婦の食事のプロ「産後Doula」のひらつかさんにお聞きしたところ、タケノコは離乳食完了期から食べることはできますが、消化不良をおこしたり、アトピーなどがあるお子さんは、悪化する可能性があるようです。何はともあれ、離乳食の鉄則「初めて口にする場合は少量、一口食べて様子をみる」が大事とのこと。山菜は、種類が多いので、経験がない場合には、食べることよりも「取って楽しむ。山菜に触れる。」を大事にしたら、共有できて楽しめるのでは?とのアドバイスをいただきました。
幼稚園児でも、初めて口にする食べ物は量に注意!大きくなってくると忘れがちですが、アレルギーがひどくなってしまっては大変ですので、お気をつけくださいね。
photo by tomokko107
まとめ
いろいろと小難しいこともお話ししましたが、ただ単純に「美味し物が食べたい!」でいいと思います。採れたての旬の食材を食べ、いろいろな味を知るのは楽しいですよね♪あれこれ難しく考えず、楽しく・美味しく、旬のものを召し上がってください。
子どもには「美味しい」と思えなくても、一緒に取りに行ったり、調理したりする体験こそが大事です。そして意外と楽しいですよ(笑)