ご存知の通り、今年のGWは10連休。例年以上の大渋滞が予想されています。連休があまりに長いので、渋滞のピークが予想しづらくなっていて、対策を講じたつもりでも、どこかで渋滞にはまってしまう可能性があります。
利用する予定の高速道路の渋滞予測はもちろんのこと、周辺の情報収拾がカギになるかもしれませんよ。
行きも帰りもポイントいっぱい!
特に連休ではない普通の週末。都内から2~3時間の距離にキャンプに行こうと思って8時か9時くらいに家を出ると…かなりの確率で渋滞にはまってしまいます。
そうならないように、以前ご紹介した渋滞回避のポイントは、次の7項目でした。
(1)チェックイン時刻から逆算しない。
(2)子どもが寝ている時間に移動すべし
(3)早くついた分、キャンプ場周辺の散策や観光を!
(4)アーリーチェックインを利用するのもお勧め
復路:
(5)チェックアウト時刻よりも「1時間早く」を目標に
(6)近隣のキャンプ場のチェックアウト時刻を意識しよう!
(7)帰りはとにかく寄り道しない
でも、これは「普通の週末」の場合の方法。今年のGWのように10日間も休みがあると、上手くいかないパターンが発生してしまいます。
ETC割引を利用する人もいる
子どもが寝ている間に…と思って早めに家を出発したとしても、同じように早朝に出発する人も多くいるのがGWです。
特に、NEXCO3社でETCの深夜割引が適用になる0時~4時前後の時間帯は、真夜中・早朝とは思えないほど車が多く、場合によっては深夜でも渋滞している場合があります。
「寝ている間に移動しようと思ったのに、起きてしまっても着かない」となると、朝の混雑するSAで、度々トイレ休憩を取らなければいけなくなる可能性も出てきます…。
ETC深夜割引とは:
参考:https://www.driveplaza.com/traffic/tolls_etc/etc_dis_night/
早め到着仮眠組で駐車場がいっぱい!?
深夜や早朝に移動してきたドライバーは、目的地周辺のSAや道の駅で仮眠をとります。そのため、「観光施設が開くまで、ちょっと休憩を…」と思っても、駐車するスペースさえ見つからないこともしばしば。
これを防ぐには、前年に利用した人のブログなどをチェックして情報収集するしかありません。実に地味ですが、これも仮眠のため、日中を満喫するためです!
GWに見頃を迎える「花」スポット
普段の週末ならば「とにかく寄り道しない」ことをお勧めしているのですが、GWはどの時間帯に帰路についても、どこかで必ず渋滞に出会います。
それならばむしろ、レイトチェックアウトを利用したり、全国各地に点在する「花」スポットを観光してみるのはいかがでしょうか。
GWごろに見頃を迎える「花」スポットはとても多く、連休中はライトアップイベントや、お祭りが開催されているところも多々あります。会場周辺が大渋滞になったりしますので、寄り道する・しないに関わらず、情報収集はしておいた方がいいと思いますよ。
あしかがフラワーパーク:
CNN「世界の夢の旅行先」にも選ばれた有名な藤の花が見頃。4/18~5/19の間は17:30~21:00までライトアップが行われます。富士芝桜まつり4/13~5/26:
首都圏最大級、約80万株の芝桜が富士山麓の広大な敷地に咲き誇ります。「富士山うまいものフェスタ」も同時開催されていますので、キャンプの後に寄り道し、ゆっくりしてから帰路につくのも良いかもしれません。
http://www.shibazakura.jp国営ひたち海浜公園:
青い絨毯で有名なネモフィラが満開を迎えています。GWが見頃の時期の最後ですのでご注意ください。https://hitachikaihin.jp
上記の3箇所以外にも花の名所はたくさんあり、北上すればチューリップや菜の花。ツツジや桜もGWに見頃を迎えます。北海道や東北では、桜が満開を迎えるところもありますよ!
一般道の渋滞も侮るなかれ
渋滞するのは、高速道路に限ったことではありません。富士五湖方面に向かう国道139号線は、連休中、上下線ともに約18kmの渋滞が予想されています。迂回路がほぼない状態の18km。一般道といえども、トイレやお店に入れない状況は、高速道路とあまり変わりませんよね。
夏の三連休の時、本栖湖から高速道路に入るまで2時間以上かかったことがあります。きっと今年のGWも、かなりの混雑なのでしょうね。
「日本道路交通情報センター」の渋滞予測ページなら、一般道の渋滞予測も高速道路の渋滞予測も、全国の道路を検索できます。当日も、刻一刻と変化する渋滞状況が確認できますので、上手く利用すると便利ですよ。
それでも渋滞が回避できなかったら?
いろいろと講じてみても、(様々な理由で)渋滞にはまってしまう場合があります。そんな時、我が家の行動パターンは3つ。
パターン2:どこか観光したりして楽しみながら、渋滞が少しでも短くなるのを待つ。
パターン3:温泉施設などで汗を流し、仮眠などして体を休めつつ、渋滞が解消する時間になるのを待つ。
パターン3の場合、帰宅が深夜になったり、翌日の早朝になったりすることがあります。ドライバーであるパパの体力と翌日の予定、周辺の状況を鑑みた上で決めるのですが、一旦渋滞ができ始めてしまったら、進むか留まるか、最初の選択はシンプルです。
渋滞も楽しんだ者勝ち!みんなで熱唱したり、お土産を食レポしたりして遊びながら、長い移動時間を満喫してくださいね(笑)
photo by tomokko107