【対処方法&各社相談窓口まとめ】テント・タープの破損

公開日:2019 / 06 / 18
最終更新日:2019 / 09 / 11

あ~やっちゃった…。

今まで何十泊もしてきた私ですが、先日、初めてショックコードを切ってしまいました。Campeenaの安井直子です。

幸い撤収作業中でしたので、バラバラになったフレームを持ち帰ってきたのですが、設営作業中でなくて本当に良かったです。

今回のことを教訓にしつつ、もしもの時のために準備しておきたいリペアパーツや、各メーカーの修理窓口について、みなさんと一緒に確認しておきたいと思います。

フレームの破損

ショックコードが切れた


コードが切れてしまった時、まず確認したい点は次の2点!

  • コードが切れた時にフレームも破損して(歪んで)しまっていないか?
  • バラバラになったフレームの順番はどうなっていたのか?

ショックコードはゴムでできているので経年劣化で破損しやすいパーツです。後でご紹介しますが、セルフリペアもそれほど難しくはありません。

もしもの時に焦らなくて済むようリペアコードを1つ携帯しておくと、心に余裕を持って状況を確認できると思います。

フレームが折れた(歪んでしまった)


破損してしまった時の気象状況・部位などによっては、残念ですが無理せずキャンプを中止しましょう。キャンプ場によってはテント・タープのレンタルがあることも。自己判断に頼らず、キャンプのプロに相談してみるのもいいと思います。


出典:snow peak HPより

フレームが歪んで(折れて)しまった時の応急処置の方法としては、歪んだ部分に予備のペグやリペアパイプを添え、ガムテープでぐるぐる巻きにして固定する方法が一般的です。

ただし、これはあくまでも応急処置。急な強風などでテントが倒壊する可能性もありますのでご注意いただき、帰宅後はすぐに修理の手配をしてくださいね。

フレームを自分で修理する

用意するもの:ショックコード、セロハンテープ、ハサミ、ピンセット、マーカー、(破損してしまった部分のフレームパーツ)

※1 メーカーや種類によって、推奨されるコードの長さ(張り具合)は違います。
※2 フレームパーツの順番を確認し、破損部分はこの時交換してください。端をセロテープで止めると入りやすいことがあります。

メーカーやテント・タープの種類によってはパーツの取り寄せができない場合もあります。

現行品とモデルチェンジしていることもありますので、リペアパーツをご購入の際には、販売店やメーカーに確認してくださいね。

電話で問い合わせる際には、取扱説明書を準備し、商品の型番・破損箇所の名称等を確認しておくと便利です。

なお、セルフリペアは自己責任での作業です。ご不安がある場合は、プロにお願いしましょう。

幕の破損

穴が空いた・破れた


蚊取り線香や火の粉で開いてしまった小さな穴から、枝などに引っかかって裂き敗れてしまった大きな破損まで、キャンプ場でできる応急処置は裏表をガムテープで貼ることだけです。

大きな穴になってしまわないうちに、きちんとリペアしておきましょう。(スカートの穴が木に引っかかり、幕ごとちぎれてしまった事例もあります。お気を付けて!)

ファスナーの破損・挟み込み


意外と多いファスナーの破損。慌てて開け閉めして、メッシュや幕を挟み込んでしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。

すぐに直れば良いのですが、無理に引っ張って穴を開けてしまっては大変!帰宅後に修理に持っていくまでの応急処置として、(可能な場所ならば)事務用のダブルクリップで止めておきましょう。

クリップが使えない場所・開閉できなくても大丈夫な場所の場合、緊急時にはガムテープで止めてしまうこともありますが、その際にはファスナーにテープの糊が残ってしまわないよう、くれぐれもお気をつけください。

破損時の相談窓口&対応は?

各メーカーに問い合わせしてみたところ、破損時のリペアパーツの販売は、製品の年代・在庫状況などによって可否が分かれるそうです。

まずは問い合わせ窓口に連絡してみてください。工場に送って修理してもらう場合も、直送の場合と、販売店を通して受付する場合があるようです。

対応可能時間帯・支払方法などもメーカーによって違うようですので、ご注意ください。

Coleman(コールマン)

店舗への持ち込み修理、直送での修理対応あり。
修理対応について、詳細はHPにて確認。(https://www.coleman.co.jp/customersupport/repair/
パーツごとの販売あり。

専用パーツカタログ http://partscatalog.special-coleman.com
電話:0120-999-050(土、日、祝休10:00-17:30のみ)
公式サイト:https://www.coleman.co.jp

snow peak(スノーピーク)

破損品を直送し、フレームの節交換・まるごと交換対応可能。幕も小さな穴なら1,000円ぐらいから修理可能。リペアパーツのみ購入が可能な場合もあるので、まずは修理受付に連絡・確認を。

電話:0120-010-660(平日9:00-17:00のみ)
WEB問い合わせ:https://www.snowpeak.co.jp/afterservice/info/

公式サイト:https://www.snowpeak.co.jp

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)

フレームごとの部品販売・リペアパーツ等の販売あり。ただし、ショックコードは白のみ。

電話:0256-35-3117(平日9:00-12:00 13:00-17:00のみ)
WEB問い合わせ:https://www.captainstag.net/inquire_1.html

公式サイト:https://www.captainstag.net

LOGOS(ロゴス)

修理見積もり&リペアパーツ販売の専用サイトあり。
破損箇所がわからない場合や、修理箇所以外の点検も合わせて依頼できる「安心修理コース」を利用すれば、実際にテントやタープを調査してから全体的な修理を依頼することも可能。

電話:0120-654-219 (平日10:00-17:00)
WEB問い合わせ:http://www.logos.ne.jp/repair/

公式サイト:http://www.logos.ne.jp

UNIFRAME(ユニフレーム)

直送でのフレーム修理可能。リペアパーツの有無・販売については、要問い合わせ。幕の破損は、状況確認してからの見積もり。

電話:新潟本社:0256−63−9851 東京営業所:03-3264-8311
(土日・祝日・夏期冬期休業を除く9:30-12:00/13:00-17:00)
FAX受付: 新潟本社:0256−63−6553 東京営業所:03-3264-8310(24時間受付)
WEB問い合わせ:https://www.uniflame.co.jp/contacts2

公式サイト:https://www.uniflame.co.jp

ogawa(キャンパルジャパン)

修理受付は販売店経由での受付のみ。リペアパーツ販売可能な場合もあるので、セルフリペア希望の場合には、WEBフォームから問い合わせ。修理対応について、詳細はHPにて確認。(https://www.campal.co.jp/afterservice/

電話(各店舗へ):https://www.campal.co.jp/shops/all.html
WEB問い合わせ:https://www.campal.co.jp/contact/

公式サイト:https://www.campal.co.jp

DOD(ディーオーディー)

パーツ販売あり、サポート直送での修理対応窓口もあり。問い合わせは、WEBからのみ受け付け。詳細はHPにて確認。(https://www.dod.camp/support/tent_repair/

パーツ販売サイト:https://shop.be-s.co.jp/products/list.php?category_id=3 
WEB問い合わせ:https://www.be-s.co.jp/contact/agreement/user

公式サイト:https://www.dod.camp

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Campeena 安井 直子

整理収納アドバイザーとして働くかたわら、母と子のためのアウトドアイベントCampeenaを主宰し、乳幼児連れのファミリーキャンプデビューをサポートする活動をしている。自身も3児の母。日本オートキャンプ協会公認インストラクター。

Campeenaブログ:http://campeena.com

「別冊ランドネvol.3親子でアウトドア」(枻出版社)に掲載
「母と子のためのハイキング&キャンプ」(地球丸)キャンプ同行、掲載
「LDK2017年6月号」アウトドア(公園デビュー用品)監修

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