様々な野遊びイベントを主催してきた保育士かーさんが、1歳9ヶ月の息子と一緒に、キャンプでストライダーに挑戦。
ストライダーを、キャンプ場で使ってみてわかったこと、注意点をレポート。
保育士の視点から、子どもの成長においてのストライダーの良さもお伝えします!
いざファミリーキャンプ!子どもの遊び、どうしてる?
キャンプ中の子どもの遊び、みなさんどうしていますか?
せっかくの機会だから、外で思う存分遊んで欲しいと思いつつも、何をしたらいいのか、持って行ったらいいのか、考えているお父さんお母さんも多いのでは。
フリスビー、バドミントン、しゃぼん玉、ボール、虫取り網にハンモック…?
いろんな選択肢がある中で、今回はストライダーに注目。
思った以上にキャンプとの相性もバッチリでした。
対象年齢は1歳半から!1歳9ヶ月、ストライダーデビュー
ストライダーは、言わずと知れた世界中で200万人に愛されているランニングバイク。
カスタム性や、レース参戦など、大人もワクワクする要素がたくさんで、周りにもハマっている親子がたくさんいます。
この度、満を持してストライダーにチャレンジすることとなった息子。
ご参考までに、身長や乗り物歴を。
乗り物歴:
【1歳~】三輪タイプの足こぎバイク
何度も転倒しながらも、平面はもちろん、坂道も乗りこなし、下り坂では足を離すまでに
【1歳8ヶ月~】二輪足こぎバイク
お隣のお兄ちゃんのを時々借りて乗ってみる。
そして1歳9ヶ月、満を持して、ストライダーデビューとなりました。
ちなみにストライダーの対象年齢は1歳6ヶ月から。
2018年6月から、それまで2歳だった対象年齢を世界基準に合わせて1歳6ヶ月に変更になっています。
どっしり足腰の息子は、一番低い~1センチくらいあげた高さで足裏がしっかりついて動かしやすそうな高さでした。
主な練習場所は、家の前の広場スペース。
今までの乗り物歴もあってか、2日目には安定して乗るように。
転倒しても自分で復帰出来る軽さ(3.0kg)なので、自分で復帰して走り出せますし、自分の高さに合っているので押して遊ぶのも楽しそうです。
息子が乗っているSTRIDER Sport Modelは対象年齢が5歳、体重制限は27kgまで。
もちろんサドルもハンドルも高さ調整が可能なので、思った以上に長く使えそうです。
息子は「〇〇のバイク?のるー?」と、保育園から帰ってくると一目散に乗り込むくらい、気に入っていました。
ということで、3日間の練習の後、いざキャンプへ!
ストライダーとキャンプの相性は?実際にフィールドに出てわかったこと6つ
今回ストライダーを持ってお邪魔したのは、ライジングフィールド軽井沢。
キャンプ場によっては禁止をしているところや、エリア指定があるところもあるので、行く前に確認をしてくださいね!
実際に使ってみて気づいたことを6つに分けてレポートします。
1.凸凹に坂道…キャンプ場の自然の中で体を使って思い切り楽しめる
事前の練習の甲斐もあり、坂道や多少の凸凹はものともせずに、むしろ楽しみながら走っていました。
スポーツモデルのタフさと、改良されたシートの快適さが相まって、悪路もなんのその。
キャンプ場って自然の中にあるので、草むら、木の根っこ、砂利道、などなど、自然と起伏が多いんですよね。
その起伏を全身を使って体感する姿は、アウトドア好きの母としては、「連れてきてよかった〜」と思う時間でした。
2.「だっこ!」が減った。場内の移動が遊びになる
ストライダーが楽しい副産物だなと思ったのが、フィールド内の移動で「だっこ!」と言われることが減ったこと。
広めのキャンプ場だと、管理棟、トイレ、水場など、意外と移動が増えますが、今回は自らストライダーに乗り込んで、ついてきてくれていました。
確かに、抱っこよりは移動に時間はかかりますが、キャンプに行く時はのんびり、心に余裕があるので、息子の寄り道も気になりません。
移動を遊びに変えてくれる、これはストライダーの価値だなぁと思います。
3.キャンプサイトにもしっくりくる!ギアとしての秀逸さ
ストライダーが我が家にやってきた時に見入ってしまったのですが、改めて、ストライダーってかっこいいんですよね。
ハンドルやサドルの細かいところのデザインも含めて、アウトドアギアにも通じる「機能美」を感じます。
子どもがいると、カラフルな砂遊び道具、車のおもちゃなんかでサイトがごちゃごちゃしがち。
一方で、ストライダーはそのシンプルな見た目から、サイトにすっと馴染んでくれます。
我が家の場合は車の色とお揃いにして、車の横に置くことに。
これはベストマッチだな、と、相方と二人で感動しておりました。
4.荷物が多くても大丈夫。車への積載も簡単
キャンプに行く時に頭を悩ませることの一つが、車への荷物の積み込み。
ストライダーの積載で便利だなと思ったのが、その軽さとハンドルの角度が簡単に変えられること。
タイヤと並行にして積み込めば、ほぼ平面のものとして扱えます。
軽いので、最後にポンと載せることも出来ました。
もっと言えば、六角レンチさえあればタイヤも取り外せるので、最悪の場合はさらにコンパクトに。
キャンパーにとって、この積載性の良さは魅力的です。
5.キャンプ場で人気者に。1歳のストライダー姿は注目の的
全く想定をしていなかったのですが、1歳息子のストライダー姿は、思った以上にキャンプ場で目立っていました。
「かわいい〜」「小さいのにすごいね〜」「写真撮ってもいいですか?」など、注目の的に。
確かに、可愛い。(親バカ)
夜泣きしたり騒いだりもすることもあるので、周りのキャンパーさんに声をかけてもらえて、「1歳がいるよ!」と知ってもらえるのは嬉しい誤算でした。
6.人混み、ヘルメットの着用…キャンプ場でストライダーを楽しむ時の注意点
キャンプ×ストライダーは思った以上に相性が良かったという印象ですが、同時に注意しなければならない点も実感しました。
- 人の多い場所、車の出入庫の時間帯には乗らない
- 起伏が激しいので、必ずヘルメットを被る。プロテクターがあるとより安心
- 思わぬ危険があるかもしれないので、親がしっかり見れる時だけにする
- キャンプ場の規約に則る
当然といえば当然ですが、キャンプ場はいろんな人がいる公共の場です。
マナーを守って楽しく遊びたいですね。
スキーアタッチメントにキャンプイベントも。アウトドアシーンで大活躍
ストライダーで楽しめるアウトドアは、ファミリーキャンプだけではありません。
我が家は冬は雪中キャンプよりもスノーボード派なのですが、なんとストライダー、スキーアタッチメントのカスタムパーツが!
スノーボードデビュー出来るまではずっとソリ遊びかな、なんて思っていたのですが、2歳の冬は普段乗っているストライダーでゲレンデデビュー出来そうです。
さらに、イベントでもアウトドアの提案がいたるところに。
どろんこフェスやつよい子キャンプなど、ストライダーを通じてアウトドアの世界を広げることが出来そうです。
保育士的視点で見た、ストライダーのメリット3つ
保育士として、子どもの成長視点からみると、キャンプはもちろん、日常にストライダーを取り入れる良さは大きく3つあると思います。
1.心の成長:子どもが自発的にチャレンジでき、自立心が養われること
2.体の成長:現代の遊びで不足しがちな、バランス感覚を身につけられる遊びであること(もちろん他の遊びと組み合わせることが大切です)
3.遊びの成長:外遊びの習慣が身につき、遊びが多様化すること
上手に取り入れることで子どもたちの成長にも繋がります。
ニューアイテムやイベントが続々!今後のストライダーから目が離せない
2019年5月にはペダルを装着して長く乗れる14インチの「STRIDER 14x」に新色「Fuchsia Pink (フューシャピンク)が登場するなど、新しいラインナップも増えているストライダー。
キャンプと相性ばっちりのストライダー。
キャンプの子どもの遊びの一つとして、ぜひフィールドへ連れて行ってみてくださいね!