子ども達が成長するにつれて、徐々にですが、年間のキャンプ回数が少なくなってきた我が家。Campeenaの安井直子です。
毎月のようにキャンプに行けなくなると、新しいキャンプアイテムを購入する時、「家でも使えるのか」という点も、意識するようになってきました。
そんな中で出会った、ウルシヤマ金属工業の羽釜「釜炊き三昧」。家庭用コンロの五徳でも使いやすいように、追加のパーツか付いているのです。
もちろん、キャンプ用のツーバーナーや鍋用のガスコンロでも、美味しく炊けますよ!
我が家が羽釜を買った理由
もともと我が家は、子どもが小さかったこともあり、ずっとColemanのガスのツーバーナーを使っていました。クッカーも最初に購入したColemanのアルミクッカーセット。キャンプでご飯を炊く時には、小さな片手鍋を使い、蓋の上に重石を乗せて炊いていました。
もちろんこれでもお米は炊けるのですが、炊飯用ではないのでご飯が冷めやすく、何となく水分の多い炊き上がりに…。
「キャンプだから仕方ない」と思っていたのですが、子ども達が大きくなってくるにつれて、食欲旺盛な5人家族ではご飯が足りない日が出始めました。
そこで、最初はダッチオーブンで炊いてみたのですが、やはり使い勝手が悪くて…。ちょうど炊飯器が壊れたこともあり、家でも使える羽釜を購入したのです。
ダッチオーブンで炊くご飯との違い
ダッチオーブン(10インチ)はアルミのクッカーよりも大きいので、4~5合の炊飯もなんのその。鉄の蓄熱性で、火からおろした後に残る最後の余分な水分がとび、1粒1粒しっかりとしたご飯が炊き上がります。羽釜よりも長い時間温かく食べられる利点もあり、香ばしく炊き上げたいジャンバラヤなどを作る時には羽釜よりもオススメかもしれません。
ただし、炊飯器のご飯よりも、羽釜のご飯よりも、ご飯の味が濃くなります。おこげができないように炊いた時も、(白米の味が濃くなるせいか)ご飯がほんの少しおせんべい寄りの味になり、おかずよりも魅力的な存在に(笑)
ユニフレームは取っ手付き、ウルシヤマは“かまど”付き
キャンプ用の羽釜として人気なのがユニフレームのキャンプ羽釜。キャンプでも持ち運びしやすいよう、取っ手が付けられています。3合炊きでこと足りるというキャンパーには、こちらがぴったりでしょう。
一方、ウルシヤマ金属工業の羽釜は自宅用に作られていますので、家庭用の五徳に安定してセット出来る“かまど“と呼ばれる黒いガードが付属。この部品のおかげで、吹きこぼれでガス台が汚れることもありません。
出典:<ウルシヤマ金属工業株式会社>
ガスの熱が効率よく羽釜に当たるようになるので、ふっくらと炊き上がるようになるそうです。実際に使用していても、火加減は弱めの中火~極弱火。もちろん、鍋用のカセットガスコンロでも美味しく炊きあがりましたよ。
※ガスコンロでの使用については、メーカーより使用上の注意があります。
家庭用なので持ち手はありませんが、2合・3合・5合の3種類のサイズが販売されているので、人数に合わせて必要なサイズを選べるのが嬉しいポイントですね。