マルチツールの雄レザーマンから大刷新された新シリーズ“FREE”が登場。革新的なデザイン、新テクノロジーを搭載した全く新しいFREEを実際に山とデスクで使いその実力を検証。
レザーマンの完全なる新シリーズ“FREE”
プライヤー型マルチツールの中でも精度が頭一つ抜けていてスタイリッシュなレザーマン。気配りを感じる機能と細部の作りこみ、その上ラフに使い込んでもびくともしないタフさから、世界中で、各シーンで愛される道具。
そんなシーンをけん引するレザーマンの主力ツールが、35年ぶりの大刷新。まずはデザインから一目で解るほどの刷新、さらに業界初の新テクノロジーも搭載され『誰も知らないレザーマンツール』に進化しています。
今回実際にFREE T2をフィールドで使って検証。さらにレザーマンツールジャパンさんにご協力いただき、その細部にいたるまでチェックしました。
オーセンティックかつ洗練されたデザイン
デザインが全く新しくなったFREE。ストレートなラインが多くとてもオーセンティックで、同時に洗練されたアーバンさも香るデザイン。レザーマンらしいシャープさがありつつ、現代にハマるスタイル、まさに正統進化を遂げたという印象です。
トレンドのヴィンテージなムードにも対応し、末永く魅力の衰えない普遍的なデザイン。FREEは今手に入れて末永く使えるスタイルに仕上がっています。
構成はステンレスと樹脂パーツ、そしてマグネット
まずメインマテリアルはステンレスです。ステン無垢の一色がデザインにぴったり。後のアイテムにはカラバリも混ざるようですが、このベースの一色は大正解ではないでしょうか。
画像の背面部分、グレータンのようなカラー部分が樹脂パーツです。さらさらした質感で肌触りもグリップも良い感じ。この樹脂パーツの内部に、目玉のマグネットが組み込まれている構成です。
革新的な“マグネット機構”
FREEの革新的な要素はデザインだけではありません、業界初となる新たなテクノロジーが搭載されています。
その名も“マグネット機構”。このテクノロジーの意図と効果を要約すると、既存の「バネによる開閉」ではなく、半永久的に持続する「磁石により開閉」をおこなうシステム。
なるほど新しい。ただFREEのナイフブレードは420HCステンレスという記載があり、ツールパーツはステンレス鋼。
「でもステンはマグネットにつかないよね? 両極で挟み込むみたいな複雑な構造?」とお考えのマテリアルマニアな方も多いかもしれません。その詳細に関しても確認しました。