何の知識もないままに、勢い8割でキャンプを始めた我が家。Campeenaの安井直子です。
今、過去の写真を見返すと「これはマナー違反では!?」と思われるものも多々あります。
今日は自戒も込めて、我が家のそんな行いの数々を皆さんにご紹介するシリーズの第2弾。サイトに関する失敗をまとめました。もしも同じような経験がある方がいたら…一緒に気をつけましょう。
不慣れな設営で失敗
いわゆる区画オートサイトの中には、広いところもあれば狭いところもあります。また、100㎡以上をうたっているサイトでも、木の根や地形によっては、車とテントを入れると、サイトがギュウギュウになってしまうパターンもあります。
テント設営に不慣れな最初の頃は、ある程度設営が終わってから、いざ張り綱を張ろうとしたらサイトの中に収まらない事態もしばしば…。決められた範囲を超えた設営は、近隣トラブルの原因になることもあるので気を付けましょう。
気付いたら「遊び」がはみ出していた
他の人のサイトで遊んだり、サイトを横切ったりしてはいけないことを知っていても、遊びに集中していると、つい周りが見えなくなってしまうことがあります。大丈夫だろうと思って遊ばせていても、「気付いたらお隣とのロープの間を走っていた」なんていうことも…。
キャンプ場で広々とキャッチボールしたり、サッカーしたりできるのは楽しいものですよね。我が家の場合、遊んでいる時は大人も一緒なのでいいのですが、問題は遊び終わった後にありました。
遊びっぱなしのボールが転がって、お隣のサイトに入ってしまっていたり、下の子がボールを追いかけて車道に出てしまったり。
やはり、大人がしっかり目を配っていないといけませんね。
マナーの面からも安全の面からも、ボールは我が家には合わない遊びでしたので、今はキャンプでボール遊びはしていません。
フリーサイトはどこまでが個人のサイト?
それぞれのサイトの境界が分かりやすい区画サイトと違い、フリーサイトで遊ぶときの「範囲」を教えるのは大変です。子ども達の後ろに写るサイトのように、お互いに距離をとって設営している時のあいだにある空間は、遊びに行ってもいい場所なのでしょうか?
まるで「水辺に向かう通路」であったかのように、2つのテントの間を抜けて遊びに行った子ども達。慌てて両サイドの方々にご挨拶して事なきを得ましたが…、同じようなケースでも不快に思う方もいるかもしれないので、マナー的にNGな行いだったのかもしれません。
というのも、フリーサイトでは、一般的に張り綱辺りまでを個人のサイトと見るのがマナー。テントを建てるときは張り綱が交差しないように設営し、お互いに少し間隔を取ります。
「マナーを守って設営していたら、間から他所の子ども達が抜けてきて、隙間で遊び出した。」こう考えると、やはりちょっと良くない行いだったのかなと思っています。
ちなみに、張り綱をまたいで通ったりするのは、自宅の敷地の横を抜けていくような行いですので気をつけてくださいね。躓いて転んだ場合も、自己責任。つまらないことでケガやトラブルにならないように注意しましょう。
声をかけたことで、別の関係に
この時は、両サイドにご挨拶したことで、どちらのサイトの方とも一緒に自然を楽しめる間柄になりました。
2泊3日の滞在中、子ども達もたくさん遊んでいただき、あまりの距離の近さに、親が恐縮してしまうほど。
子ども達の行いが「ご迷惑」なのか「微笑ましく眺める景色」なのかは、相手の方の感じ方次第ですので分かりませんが、まずは一声かけてご挨拶しておくことが、キャンプを気持ち良く楽しむための第一歩なのかなと思います。
まとめ
最近は、子どものシャボン玉遊びもトラブルになることがあると聞きました。子どもの遊びぐらい…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、混雑するキャンプ場で・食事中に・すぐ近くで・何人もの子が遊んだら、さすがに不快になりますよね。要は程度の問題。
不快感を与えてしまった時、初めの段階でやんわりとご指摘いただけるように、まずは話しやすい間柄を作っておくように心がけたいと思います。
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