【子連れキャンプの暑さ対策】保育士ママが教える基本テクニック5つ

公開日:2019 / 08 / 29
最終更新日:2021 / 08 / 23

3. 熱中症対策!大人も「アルコールだけ」はNG!積極的に水分補給を

気になる熱中症対策には、やはり水分補給が大切。

遊んでいて忘れがちな子どもたちには、定期的に声かけをして、積極的に水分補給をするように促します。

水遊びをしていても、水分補給は欠かせません。

大人も、暑いからと言ってアルコールばかり飲むのは脱水の原因に。

ビールはもちろん美味しいですが、並行してノンアルコールの水分を補給するようにしましょう。

キャンプの時の大人の体調不良は、時に子どもよりも厄介です!

ミネラル分の多い麦茶、水、経口補水液などをクーラーボックスに多めに事前準備して持って行きましょう。

塩分の多いおつまみ・おやつも効果的。

お漬物や塩濃いめの枝豆など、食事が出来るまでの間食としてもちょうどよく、一石二鳥です!

熱中症の症状かな?と思ったら「【ママ小児科医が解説】キャンプで熱中症になったかも!見分け方・応急処置・4つの予防対策」をご覧ください。

4. 前日夜はしっかり睡眠!当日もこまめに休息を。

キャンプの前日って、準備やワクワク感で夜更かししてしまいがちです。

暑い時期のキャンプには、睡眠不足や休息不足は特に体調不良の原因に。

体力を温存するために、家族みんな、睡眠をしっかりとっておいてくださいね!

当日も、テント設営中、設営後、遊ぶ前、遊んだ後など、こまめに日陰で休息を。

元気に遊びまわっている子ども達も、常に暑さにさらされているので思った以上に疲れています。

快適に楽しく最後まで過ごすために、意識的に休息を取るように声をかけてあげてくださいね。

ハンモックなどで休憩コーナーを作るのもいいですよ!

5. 扇風機、タオル…涼感アイテムで日中の暑さをカバー!

暑い時期のキャンプをもっと快適に過ごすなら、涼感アイテムがおすすめ!

我が家のキャンプで実際に活躍している涼感アイテムをご紹介します。

・水で濡らした手ぬぐいと保冷剤

手ぬぐいは、温泉や汗拭き用などで我が家のキャンプ必須アイテムなのですが、暑い時期は水で濡らして首を冷やすために大活躍します。

ぬるくなったら再度水につけるか、ちょっと風に当てれば冷たさが復活。

小さい保冷剤を巻いて首に当てても、ひんやりと気持ちいいですよ!

・ミスト付き携帯扇風機


出典:Amazon

息子用に買った携帯扇風機ですが、実は大人も嬉しいアイテムでした。

ミスト機能がついていると、気化熱で一気に涼しさが増します。

我が家にあるのはおもちゃに近いのですが、少し高機能なものを次回は欲しいなと思っています。

充電式なら前日に充電していけば、電池もいらず、軽くて持ち運びにも便利ですね。

・汗拭きシート

汗をたくさんかく暑い時期のキャンプ、不快感はこまめに汗拭きシートで拭いてカバー!

汗をかいてもお風呂に入れない、そんな時にも重宝します。

・足用冷却シート・熱さまし用冷却シート

足裏やふくらはぎに貼る足用冷却シート、首やおでこに貼る熱さまし用冷却シートは、特に就寝時の暑さ対策に効果的。

熱中症の応急処置時もそうですが、「首」を重点的に冷やすことで体温を下げることが出来ます。

足用冷却シートも、足元から冷えて気持ちいいですよ!

暑さに負けず、楽しいファミリーキャンプを!

暑い時期のキャンプは大変だけれど、虫取りや水遊びなど、そのシーズンならではの経験がたくさん出来ます。

子どもたちにとっても、キャンプは学校では教われない、いろんなチカラを伸ばすチャンス。

暑さ対策を万全にして、大人も子どもも快適なファミリーキャンプを楽しんでくださいね!

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のあそびっこプロジェクト 相原 里紗

保育士・のあそびっこプロジェクト 主宰

早稲田大学国際教養学部卒業後、(株)オールアバウトを経て国家試験で保育士に。

親子 × のあそび × 地域を軸とした「のあそびっこプロジェクト」を主宰。日常のお散歩から島旅、海遊び、雪遊びなど親子向けにアウトドアアクティビティを通じた原体験の場を全国各地で作っている。

親子とアウトドアをテーマに、保育士としての専門的な知識を踏まえたライティング、イベントの企画運営など幅広く活動中。

キャンプ歴10年。屋外で音楽を聞きながら飲むビールが何よりも好き。3歳と1歳の男の子ママ。

Facebook : @risa.otsuki.aihara
のあそびっこプロジェクトFB:@noasobicco

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