八方池までの全行程を写真でチェック!
ゴンドラリフト「アダム」
八方池へアクセスするには、まずゴンドラリフト「アダム」を目指します。
車の方は、周辺に有料駐車場がありますので、車を駐めてください。
山麓駅で、チケットを購入します。
八方アルペンラインの往復料金は、大人 2,900円、小児 1,750円です。
ゴンドラリフト「アダム」で、終点のうさぎ平(山頂駅)を目指しましょう。
うさぎ平には、2019年夏より「Hakuba Mountain Beach」がオープンしており、カジュアルな服装の人の姿もちらほら見えます。
【白馬】標高1,400mビーチラウンジが素敵すぎる!「Hakuba Mountain Beach」現地レポート
逆に、八方池の先へ進み、唐松岳から山小屋に泊まりながら北アルプスの縦走を目指す、本格的な登山者の姿もあります(山麓駅で登山届を提出することもできます)。
アルペンクワッドリフト
ゴンドラリフト「アダム」を降りると、うさぎ平(標高1,400m)に到着します。
続いては、アルペンクワッドリフトへ向かいます。
個室になっているゴンドラリフトとは違い、スキー場によくある、チェア式のオープンタイプのリフトです。
高所恐怖症の方は心配かもしれませんが、夏は積雪がないため、高さがグッと下げられています。
ときに茂る草が靴をかすめるほどの、地面スレスレの空中散歩を楽しむことができ、夏には高山植物が、秋には紅葉が見られます。
背後を振り返ると、かなり高度が上がっているのがわかります。
天気が良ければ、白馬村を一望できるほか、北には雨飾山、東には高妻山、四阿山、八ヶ岳や浅間山と、いくつもの日本百名山が見渡せます。
グラートクワッドリフト
標高1,680mの黒菱平に到着します。
さらに3つ目の、グラートクワッドリフトへ向かいましょう。
ここまで来ると、真夏でも空気がひんやりしてきます。
肌寒く感じたら、リフトに乗る前に、上着を一枚羽織るのがおすすめです。
八方尾根の稜線と、そこを歩く登山者の姿が、よく見えてきます。
赤い屋根が、八方アルペンラインの終点、八方池山荘です。
八方池山荘
グラートクワッドリフトを降りると、八方アルペンラインの終点です。
ここからは、歩いて八方池を目指します。
すぐ右手に八方池山荘があり、そのとなりに公衆トイレもあります。
この先、第2ケルン手前にもトイレはありますが、念のため用を済ませておくのがおすすめです。
トレッキング前半:左右二手に分かれる登山道
登山道は、大きく2つあり、左の迂回ルートと、右の直登ルートがあります。
左の迂回ルートは、少し遠回りにはなりますが、途中からは木道が整備されて歩きやすく、傾斜も比較的緩やかです。
右の直登ルートは、尾根づたいに真っ直ぐ登るため最短距離ですが、急傾斜で、ゴツゴツの岩場です。
山歩きに慣れない方は、迂回ルートをゆっくりと歩き、肩でハァハァ息をせずに登れるペースを見つけるのがお勧めです。
ただし、どちらを選んでも、難易度が大きく変わる、というほどではありません。
両ルートで、見える景色はまったく違いますので、余裕があれば行き帰りで違うルートを通ってみましょう。
最後の公衆トイレ&第2ケルン
第2ケルンの手前で、左右の登山道が合流し、公衆トイレがあります。
この先にはトイレがありませんので、用を済ませておきましょう。
※公衆トイレは、シーズンの初めと終わりにはクローズしている場合もありますので、山麓での確認をおすすめします
第2ケルン付近まで来ると、右手には白馬三山の姿がよく見えるようになります。
ここでくっきり山々が見えているようだと、八方池での絶景も、期待が高まります。
八方ケルン〜八方池
第二ケルンを過ぎて、最後の本格的な登りをしばらく進みます。
まもなく、八方ケルンが見えてきます。
ここまで来れば、八方池は目と鼻の先です。