魅力的なキャンプ場やアウトドアスポットの宝庫、白馬エリア・長野県小谷村。
標高約1,900mにある、国内でも貴重な高層湿原「栂池自然園」を、LANTERN編集部が取材しました。園内の様子や見どころから、アクセス方法、持ち物、注意点まで、詳しく紹介します。
気軽に絶景&貴重な動植物に出会える!老若男女が楽しめるハイキングコース
「栂池自然園」は、新潟・富山・長野・岐阜の四県にまたがる、中部山岳国立公園に含まれ、日本でも傑出した自然を守り、後世に伝えるため、大切に保護されている区域です。
そこにあるのは、“ホンモノ” という形容がぴったりの、国内随一の自然環境。
ゴンドラとロープウェイで誰でも楽にアクセスでき、最奥部には、白馬大雪渓の絶景。
珍しい植物・鳥類・昆虫・動物の姿や、標高3,000mに迫る白馬三山を見ながら、1周約5.5km・3.5 – 4時間程の散策ができます。
園内の湿原には、隅々まで木道が整備されています。
とても歩きやすく、幼児からシニアまで、運動靴で楽しむことができます。
中盤以降、楠川より先へ進み、最奥部にある白馬大雪渓の展望スポットへたどり着くには、ちょっとしたトレッキングをする必要があります。
それなりの傾斜があるため、息が切れますが、相変わらず道は整備されており、難所はありません。
積雪のないシーズン(概ね6月から10月)であれば、誰もが気軽に歩けるハイキングコースと言えます。
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