白馬・小谷村「栂池自然園」園内の絶景&見どころ、アクセス方法、持ち物、注意点 徹底ガイド

公開日:2019 / 10 / 03
最終更新日:2020 / 03 / 25

秋(9月下旬〜10月上旬)には素敵な紅葉スポットに!

紅葉シーズンも見逃せません。

夏までの濃い緑と岩肌のコントラストは、赤・橙・黄など色鮮やかに染まり、シーズン終盤には北アルプスの山頂付近に冠雪が見られることもあります。

紅葉の見頃は、9月下旬から10月上旬です。

※栂池高原山麓から、栂池自然園にかけての標高の低いエリアは、10月下旬ごろまで楽しめます

所要30分!栂池パノラマウェイで楽々アクセス

標高約1,900mにある「栂池自然園」ですが、アクセスはとても楽。

栂池パノラマウェイで、苦労なくたどり着くことができます。

まずは、6名定員のゴンドラリフト「イヴ」に乗りましょう。

乗車時間約20分で、約4km・高低差約625mを上がっていきます。

中間駅には、注目のアドベンチャー施設「白馬つがいけWOW!」があり、元気があれば帰りに寄るのもおすすめです。

栂池自然園に向かうには、中間駅を通り過ぎ、終点の栂の森駅まで行きましょう。

 

ゴンドラリフト「イヴ」を降りて数分歩くと、栂池ロープウェイがあります。

こちらは、71人乗りで、定期20分間隔での運行です。

タイミングによっては、乗車・出発までに、待ち時間が発生するケースがあります。

5分ほどで約285mの高低差を上がります。

 

自然園駅で降りたら、坂道を数分歩いて登っていくと、栂池ヒュッテと、栂池山荘があります。

宿泊ができるほか、ランチを食べたり、お土産を購入したりできます。

 

さらに奥に、公衆トイレと、「栂池自然園」の入り口となっている、ビジターセンターがあります。

ここまで、トータルで30分ほどです。

※栂池ロープウェイの乗り継ぎ次第で、もう少し掛かるケースもあります

ビジターセンターも楽しい!

「栂池自然園」への入り口となっているビジターセンター

行きは通り過ぎてしまうだけになると思いますが、こちらも楽しめるスポットになっていますので、帰りにはぜひゆっくり見ていきましょう。

大きな画面でタッチパネル式のクイズができる、「ネイチャーQ&A」や、「ネイチャーキューブ」「どこでもウィンドウ」など、栂池自然園の自然について学べたり、四季の園内の様子を見られたりします。

 

栂池自然園の風景をプロジェクションマッピングで投影して、景色の中でスラックラインが楽しめる「ドキドキロープ」。

 

気軽にボルダリングが楽しめる「ワクワクウォール」もあります。

持ち物&注意点

  • 履き慣れた運動靴
  • レインウェア(防水透湿素材推奨)
  • 帽子
  • 防寒着
  • お茶やスポーツドリンク1人500ml以上
  • 行動食、お弁当など

整備されていて、誰もが気軽に散策できる「栂池自然園」は、比較的軽装で楽しむことができます。

食事(ランチ)も、栂池ヒュッテ栂池山荘で食べられます。

ただし、標高が1,900mとかなり高いため、いくつか注意すべきことがあります。

気温はかなり低め

真夏の8月でも、20℃以下になるケースがあります。

紅葉シーズンともなると10℃以下が当たり前、明け方の最低気温が氷点下になることも珍しくありません。

麓の気温で判断せずに、しっかりと防寒着を持っていきましょう。

また、天気も変わりやすいため、いざというときのために、天気予報にかかわらず、レインウェアは絶対に荷物に含めるべきです。

春の到来は遅い!残雪・積雪に注意

「栂池自然園」を気軽に散策ができるのは、栂池パノラマウェイのグリーンシーズン営業期間である、6月〜10月末までの短い期間だけです。

なぜなら、早ければ11月中には初雪が降り、冬場は大雪に埋もれて大雪原になってしまうためです。

雪融けは遅く、5月のゴールデンウィークもまだ雪に覆われています。

6月に入ってようやく本格的な雪融けとなり、ミズバショウが見頃を迎えます。

シーズンの初めや、終盤に行く予定の方は、栂池パノラマウェイの運行状況や、残雪の状況を確認してから向かうのがおすすめです。

栂池自然園

中部山岳国立公園 栂池自然園 MAP

栂池パノラマウェイ:https://www.nsd-hakuba.jp/green/tsugaike/panoramaway.html

栂池自然園散策ガイド:https://www.nsd-hakuba.jp/green/tsugaike/panoramaway.html

栂池自然園 オフィシャルサイト:https://sizenen.otarimura.com

 

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寄金 佳一

フリーランス。

自身でもキャンプ&アウトドア事業を手がけるほか、「asobi基地・関東 アウトドア部」代表など、親子向けのアウトドア活動を様々に展開する。親子キャンプ&アウトドア引率のべ約1,000名。

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