あのバーニングマンの日本版「バーニングジャパン2019」10/12 – 14に開催!“傍観者になるな” が合言葉の超ユニークイベント

公開日:2019 / 09 / 02
最終更新日:2019 / 09 / 11

「出演者」が存在しない、新しいスタイルの野外イベント「バーニングジャパン2019」が10月12日(土)~14(日)の3日間、群馬県嬬恋牧場で開催されます。

バーニングジャパンとは?

出典:BURNING JAPAN

「バーニングジャパン」とは、年一回アメリカのネバダ州はブラックロック砂漠で開催される「バーニングマン」の原則に基づいて開催される日本のリージョナルイベントです。

この野外イベントにおいて、出演者という概念はありません。

参加者それぞれが生活に必要な水や食料、キャンプ備品を用意してイベントを形作っていきます。

そして、そこで集まった人々と小さなコミュニティを形成し、お金を媒介しない「ギブの精神」で滞在期間を生き延びます。

「バーニング(燃えている)」という名前の通り、イベントの最後には会場内のオブジェを燃やし、3日間で作り上げた社会を無に帰します。

刹那的で限定的な世界がなんとも魅力的なイベントなのです。

誰もが表現者になれる空間

発祥はアメリカ西海岸。60年代のヒッピー文化を継承しているこのイベントでは、誰もが表現者になれます。

「No Spectator(傍観者になるな)」という合言葉のもと、参加者たちは音楽やアート、ヨガなど自分が表現したいことでイベントを盛り上げます。

普通のキャンプフェスだと、「見る側」と「見られる側」に分かれてしまいますよね。

しかし、「バーニングジャパン」では参加者たちが表現者になります。それぞれが持ち寄った物でその日知り合った人たちとのセッションを楽しみます。

例年、盛り上がりをみせるDJブース。こちらもすべて参加者の自主的な行動によって空間が演出されます。

コミュニティーの形は毎年異なり、イベントが始まるまでその行方が分からないのも「バーニングジャパン」の特徴。

「ギブ&ギブ」の精神

このイベントにはお店がありません。だからもちろんお金もありません。必要なのは「ギブの精神」。

誰もが見返りを求めず一方的に与え合います。物々交換を超えた「ギブ&ギブ」で自分が楽しみながら、相手も楽しませる。

そんな優しい空間が「バーニングジャパン」には広がります。

2019年のアートテーマは「Hidden World」

「バーニングジャパン」では、毎年異なるアートテーマが設けられています。

今年のテーマは「Hidden World(隠れた世界)」。

必ずしもこのテーマに沿う必要はありませんが、創作活動へのインスピレーションとして共有されます。

いつもなら目にも止まらない隠れた世界をこのイベントを通して見つけてみるのもいいかもしれませんね。

バーニングジャパン2019 イベント概要

開催日時:2019年10月12日(土)9:00会場/10月14日(月)12:00閉場
開催会場:愛妻の鐘/嬬恋牧場
チケット:メインセール1万円
駐車場:2千円
チケットページ:https://www.burningjapan.org/ticket/
公式サイト:https://www.burningjapan.org/
問い合わせ:contact@buringjapan.org
主催:バーニングジャパン2019実行委員会

© BURNING JAPAN

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翻訳アウトドアライター KON

アウトドア派な翻訳ライター。留学先で訪れたカリフォルニアでキャンプに目覚める。
学生時代から万年金欠。格安キャンプ術を考えることが趣味。

海外経験を活かしたアウトドア情報や金欠キャンパーに向けた情報を発信中。

twitter:@KON_camp

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