2020年度コールマン新製品展示会でお披露目された、「4S ワイド2ルーム コクーン3」。
コールマンのフラッグシップである、マスターシリーズの最新2ルームテントです。
トータル100泊以上「ウェザーマスター ワイド2ルーム コクーン2」を使い倒してきたライターが、コクーン2とコクーン3の違い、変更点、改良ポイントを、どこよりも詳しく解説します。
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名称が変わった?「4S」=オールシーズン対応
まず注目は、商品名です。
コクーン2からコクーン3へのリニューアルですが、名称は「ウェザーマスター ワイド2ルーム コクーン2」から「4S ワイド2ルーム コクーン3」へと変更になりました。
“ウェザーマスター” が “4S” に変わりましたが、結論を言うと、呼称が変わっただけで、中身は変わっていません。
“4S” とは、“4 Seasons(シーズンズ)” つまり、マスターシリーズのテントの中でも、真冬から真夏まで、日本の四季に完全対応する、「ウェザーマスター4シーズンズコンセプト」のこと。
マスターシリーズの2ルームテントは、元々「ウェザーマスター4シーズンズコンセプト」のラインナップに属していました。
これまでの商品名は、“4シーズンコンセプト” に当たる “4S” が省略されていましたが、2020年度新商品からは、逆にウェザーマスターを省略して、4Sであるかどうか(オールシーズンに対応しているかどうか)が、商品名を見るだけでパッとわかるようになりました。
同時に発表された、少し小さめの2ルームテント「4S ワイド2ルーム カーブ」や、オープン2ルーム(タープ一体型のドームテント)「4S ワイド2ルーム エアリウム」も、同様の商品名になっています。