サイドキャノピーを装備!
見た目で最もわかりやすい変化は、サイドキャノピーの装備です。
コクーン2では側面のドアは開閉だけだったが、コクーン3では、2面とも大きく開き、キャノピー(屋根)に変身します。
キャノピーを作るためのスチールポール3本も付属します。
間違いなく、シリーズ最高の開放感で、コクーン2を使い倒している私も、思わず唸らされました。
もちろん、フロント側のキャノピーもこれまで通り装備していますので、サイトの形状によって、キャノピーをフロントに作るか、サイドに作るかを選ぶこともできます。
キャノピーポールを追加購入すれば、フロント1箇所、サイド両面2箇所の、計3箇所にキャノピーを作ることも可能です。
通気性がさらに向上
コクーン2も優れた通気性を持っていましたが、コクーン3ではさらに向上しています。
まず、4隅に追加された、三角形のベンチレーション。
実は、インナーテント両サイドのベンチレーションも、長方形から、同じ三角形に変更され、位置がフライのベンチレーションとぴったり一致しています。
さらにこのベンチレーションは内側の生地を途中で固定できる仕様なので、フライとインナーのベンチレーションを写真のように開ければ通気性を確保しながらもプライベートも確保できます。
また、インナーテント上部にも、ベンチレーションが付きました。
さらにその真上、フライの同じ位置にも、ベンチレーションが追加されています。
インナーテント内から見上げると、ベンチレーション部がぴったりと一致しているのがわかります。
インナーテント大幅改良!性能向上&ビギナーでも綺麗に張れる
インナーテントは、サイドキャノピーに並んで、大幅に改良された部分です。
前記のベンチレーション以外にも、かゆいところに手が届く変更点があります。
まず、サイド部分の材質が、ポリエステルタフタから、コットンポリエステル(TC素材)に変更され、
- 遮熱指数180%UP
- 遮冷性能(-20℃時)最大約1.5℃暖かい
- 通気性 約50%UP
という性能向上を果たしています。
また、コクーン2のインナーテントは、設営に慣れないと、綺麗に張るのが難しい弱点がありましたが、コクーン3では根本的に改善され、ビギナーでもスマートに張れるようになりました。
まず、インナーテント前面の吊り下げフックの数が、3つから、5つに増えました(この影響で、コクーン2のインナーテントは、コクーン3には流用できないとのことです)。
さらに、インナーテント側面にもフックが付きました。
これらにより、インナーテントが “だらん” とせず、立体形状が綺麗に保たれます。
インナーテントを2つ設営OK!
そして、「コールマンさん、グッジョブ!」と思わず手を打ってしまったのが、インナーテントを前後に2つ設営できる改良です。
前モデルのコクーン2では、これだけの巨大テントながら、4~6人しか就寝できなかったのは、確かに物足りない点でした。
人が多いときには、リビングスペースに小型テントを置いて対応していましたが、コクーン3ならば、インナーテントを追加購入(¥25,273+消費税)すれば、一気に10人前後も眠れるようになります。
様々なシチュエーションに対応できる柔軟さが、さらにまた格段に向上しました。
ポールのカラーリング変更
ポールの色が、コクーン2のシルバーから、コクーン3では、ブラウン系の落ち着いた色合いになりました。
マスターシリーズのラグジュアリーさがより感じられ、とても好印象です。