自分にあったシュラフを見分ける3つのポイント
メーカーが決まっても、その中の沢山のラインナップの中から、どのシュラフ(寝袋)を選んでいいか最初はわかりませんよね。
おすすめメーカーのmont-bell(モンベル)を例に取り、自分にあうものを選ぶコツを紹介します。
1. 軽量でコンパクトなシュラフ(寝袋)ほど値段は上がる
基本的には、軽量でコンパクトなモデルほど高価になっていきます。
普段のキャンプスタイルが、車移動であれば、重量はさほど気にならないはずですので、値段重視でモデルを選んで問題ありません。
逆に、電車移動することが多い、または、今後、登山やツーリング等にも使ってみたいと思ってる方は、多少高価でも軽量でコンパクトなモデルを検討してみてください。
ダウン(羽毛)と化学繊維の違い
また、シュラフ(寝袋)には、ダウンと化繊の二種類の中綿素材があります。
ダウンは、軽量コンパクトですが値段が高く、化繊は(ダウンに比べると)重くて大きくなりますが、湿気に強く、手入れが簡単という特徴があります。
モンベルのシュラフ(寝袋)のラインナップは公式HPで確認可能です。
2. 適正温度をチェック!
mont-bell(モンベル)のシュラフ(寝袋)の場合、使用する際の適正温度が、番号によって判断できるようになっています。
どのモデルも、概ね「0番」~「5番」までのラインナップがあり、番号が小さいほど暖かく、番号が大きくなるほど薄手のモデルになります。
例えば「0番」は、-10度~-18度対応で厳冬期用、「5番」は8度~4度対応で秋(春先)用になります。
値段や重量、畳んだ時の大きさも番号によって異なり、同一モデル内で比較すると0番が一番重量が重く、値段も高くなっています。
冬に5番では寒くて眠れないし、逆に夏に0番では暑くて眠れませんので、使用用途に適正な番号のものを購入する必要があります。
秋・春先のおすすめ
秋や春先のキャンプにおすすめなのは、暑がりな方は3番、寒がりな方は2番をベースに選ぶと失敗が少ないと思います。
我が家の場合、寒がりな私は2番、暑がりな主人と息子は3番を使用しています。
(寒さの感じ方は個人差が大きいので、あくまで参考としてお考え下さい)
冬にも使用したいケースでは、更に別売りのシュラフカバーを追加し、ダウンジャケットを着こんで湯たんぽを入れて寝れば、わざわざ冬用のシュラフを買わなくても、対応可能です。
3. ファミリーならでは!連結できるものを選ぼう
シュラフ(寝袋)には、出入りしやすい用に、片側にファスナーがついています。
(一部のモデルではファスナーがないものもあります)
左側にファスナーがついているものと、右側にファスナーが付いているものを購入すると、2つのシュラフ(寝袋)を合体させて、大きな1つの袋にすることができます。
子供が小さいうちは、親子で一緒に入ることができるので便利です。
ファミリーキャンプの場合は特に、ファスナーの位置にも注意して購入するとよいでしょう。
シュラフ(寝袋)の下にマットを忘れずに!
テントで眠る時の注意として、シュラフ(寝袋)の下に必ずマットをひくことをおすすめします。
地面の冷たさをマットで遮断するだけで、かなり保温に効果があります。
マットは、シュラフ(寝袋)と違い、ホームセンターで売っている安価の銀マットでも十分効果がありますので、かならず準備していきましょう。