「キャンプ」って、大変そう。
道具にも詳しくないし、テントの設営は女だけではできないし、自炊だってできる気がしない。
キャンプを経験したことのない私は、今までそう思ってきました。
けれど、インドア派の私でも、大自然の中で自炊したご飯を食べたり、テントから満天の星を眺めたり、そんな体験を人生で一度はしてみたい!
そこで、私と同じくキャンプ初心者の友人と二人で、私たちがインターンスタッフとして働いている長野県小谷村の雨飾高原キャンプ場で実際にキャンプ体験をしてきました。
今回挑戦したのは
(1)キャンプ初心者の最難関テント設営
(2)女子受けを狙ったキャンプ飯
果たしてうまくいったのでしょうか?
初心者キャンプの最難関!?テント設営はできるのか
キャンプをすると決めて私が一番懸念していたのは、「テントの設営」。
テントの構造や組み立て方を一切知らない女子2人が、テントを立てることができるのか。
女子2人で設営するのは力不足なのではないか。
テントの設営に対して、同じようなイメージを持っているキャンプ未経験の人も多いのではないでしょうか。
キャンプについて知識も道具も一切持ち合わせていない私たちは、テントを含むキャンプ用品一式を、キャンプ場でレンタルしました。
一番左端の黒い袋に入っているのが、テント。こんなにコンパクトにまとまっているのか!というのが第一印象。
雨飾高原キャンプ場のレンタルテントには、きちんと取扱説明書が入っています。これなら初心者でも安心。まずは説明書をじっくり読んでテントの立て方をイメージします。
中身をすべて取り出し、まずはインナーテントを広げ、組み立てたポールをポールスリーブというトンネルみたいなところに通していきます。ここまでは順調。
最大の難関はこのあと。ポールを山なりに持ち上げて、テントを立ち上げていきます。
さっきポールを入れたトンネルみたいな口のところを手前に引きながら、2人で息を合わせてポールを奥に押し込んでいきます。
グッと力を入れると…ポールがしなってテントっぽくなってきました。思ったより簡単にインナーテントが完成しました。
あとは、付属のポールやフライシートを順番に取り付けて、最後にペグを打ち込んで完成!掛かった時間は約30分。自分でも驚くほど簡単に設営が完了しました!
ペグを打ち込むのは結構力がいるかなと思っていましたが、女性の力でも十分に打ち込めました。
個人的には、この作業が一番楽しかったかも…。(笑)
設営を終えたあとの素直な感想としては、「構造もそこまで複雑じゃないし、思ったより力も要らない!」
むしろ途中からは説明書をじっくり読まずに、直感でパーツを組み合わせていくのを楽しんでいました。
その他のキッチンテーブルや椅子などのレンタル品も、約30分かけて組み立てて、全部をセッティング。
山々を背景にしたテントがすごく写真映えしていて感動しました。
テント・キッチンテーブルなど、レンタル品は全て小さく折りたたまれていて、「テントセット一式がこれだけなのか?」と不安でしたが、全て組み立ててみるとすごい満足感です。
今回はテントの入口を写真が撮りやすいように設置しましたが、実際はプライバシーのために、入口があまり人目につかないように設営する人が多いみたいです。