キャンプの時の「薪」で苦労したことありませんか?
例えば…
- どれぐらい薪を準備すればいいか分からない
- 無くなってしまった時が心配
- 買うと案外値段が高くつく
- 大量に持っていくと荷物がかさばる
など、悩みを抱えているキャンパーさんもいるのではないでしょうか?
そんな時に便利な道具が「ロケットストーブ」です。
ロケットストーブの基本的な仕組みから、使い方の手順、キャンプでの活用術などをバーベキューインストラクターでもあり、日ごろから子連れでのスマートキャンプを推奨しているノビトワークスの原田光が解説します。
燃焼効率が高い!簡単に早く着火でき、火を大きくできる
ロケットストーブとは、一言でいうと「とても簡単に大きな火を付けることができる道具」です。
その構造は説明すると、長く複雑になるので、ここでは省略しますが、炎の性質と煙突効果をうまく利用した構造になっており、原理さえ理解すれば自作することも可能です。
アウトドアメーカーも販売しており、今回の記事では、人気のロケットストーブ「EcoZoom(エコズーム)」を使って解説します。
ロケットストーブは燃焼の効率が非常に高く、簡単に・早く・火を付けて、大きくすることに長けています。
通常、羽釜でご飯を炊いたり、ポトフなどをグツグツさせるための火は、焚火台にそれなりの量の薪をくべて、徐々に火を大きくしていくため、時間もテクニックも要すると思います。
しかし、ロケットストーブを使えば、少量の薪、なんならキャンプ場に落ちている小枝などを使って、数分で火を大きくすることができます。
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