「FICCオートキャンプ世界大会」をご存知でしょうか?
毎年、世界各国で開催されるこのイベントには、世界中のアウトドア愛好家が参加し、国境の垣根を超えて国際交流を楽しみます。
今回で89回目を迎えるこの世界大会が2019年9月28日(土)~10月6日(日)まで、日本の福島で行われました。
「世界中のキャンパーが集まるイベント?なんだそれ!楽しいそう!」ということで実際に「FICCオートキャンプ世界大会」に参加してきました。
その時の様子を徹底レポートしたいと思います。
FICCオートキャンプ世界大会とは?
「FICCオートキャンプ世界大会」とは、国際キャンピング・キャラバニング・オートキャラバニング連盟(FICC)が開催するキャンプの国際的な交流イベントです。
名前だけ聞くと「キャンプで何かを競うの?」と疑問に思うかもしれませんが、「FICCオートキャンプ世界大会」では競技が行われることはありません。
その代わり、参加者たちは1週間以上続く交流パーティーやエンターテイメント、エクスカーションを体験しながら、世界中のキャンパーたちと親睦を深めていきます。
この世界大会、1933年にイギリスで第1回目が開催されました。
その後、世界各国にバトンを繋いでいき、今回で89回目となる非常に歴史の長い催しなのです。
日本では、「日本オートキャンプ協会」がFICCに加盟しており、イベントの運営や実行を行なっています。
世界14カ国・地域のキャンパーが日本は福島に集う
89回目となる「FICCオートキャンプ世界大会」の開催地は福島県天栄村。
日本での開催は、1994年に「島根県、浜田市の石見海浜公園」で開催されてから25年ぶり。今回の大会には世界14か国・地域の人々が参加しています。
取材に訪れた時の参加人数は約800名で、そのうち約200名が海外からの参加者でした。