ファミリーキャンプでの食事は、出来るだけ子どもたちと一緒になって楽しく作りたいと思うのが親心。
しかし、子どもが小さいとなかなか出来ることも少ないし、手伝われるとかえって邪魔になり、大人もイライラしてしまうなんてケースもよくあります。
特に朝食づくりは、あまり手間や時間をかけたくないということもあり、何にしようか悩む人も多いのでは?
そんなファミリーキャンパーのために、子どもと一緒に楽しめて簡単にできる「おにぎらず」の、キャンプ朝食におすすめな理由や作り方、キャンプ朝食におすすめなレシピなどを紹介します。
元「少年自然の家」職員で、数多くのキャンプで朝食としておにぎらずを子どもたちと一緒に作ってきた、「野と人で仕事をつくる」団体ノビトワークスの代表・原田光が徹底解説します。
おにぎらずがキャンプ朝食におすすめの4つの理由
そもそもなぜ、おにぎらずがファミリーキャンプの朝食におすすめなのかということを説明します。
1.簡単に出来る
子どもと一緒に時間のない朝にするならやはり簡単なものがいいはずです。
そういう点でおにぎらずは優秀。海苔の上にご飯と具を乗せて畳むだけ。小さい子どもでも一緒にできます。
2.具材がシンプルで、保存しやすいものを使える
おにぎりと一緒で何を入れてもいいので、具のレパートリーは無限大です。
具材がシンプルで、保存しやすいものを選べるのはキャンプの2泊目以降となる朝食には向いています。
3.道具や器具があまりいらない
朝食後は片づけをすることから、あまり道具や器具を使いたくないというのが本音でしょう。
その点おにぎらずは、ほぼ使うものがありません。
ご飯さえ用意できていればあとは、最後に切るときの包丁のみ。
終わった後、すぐに片づけができるのも魅力の一つです。
4.子どもが楽しい
最後はなんと言ってもこれに限ります。「子どもが楽しい」
自分の好きな具を好きな量乗せて、サンドして、そして包丁で切った時の断面を見て「ワァー!」
子どもが楽しいので積極的に参加してくれるのは最も向いているポイントでしょう。
おにぎらずに必要なもの5つ
それでは、おにぎらずの作り方。
まずは、おにぎらずを作るのに必要なものはこちらです。
<準備するもの>
1.サランラップ
2.海苔(正方形がよい)
3.ごはん
4.塩
5.中に入れたい具(お好み)
たったのこれだけです。
中の具はお好みですが、今回はハム(ウインナー)とチーズにマヨネーズとシンプルにしました。