3.[火を点ける]前後左右からくまなく。焚き火は待って育てる!
最初に燃やす細い薪が組み上がったところで、着火します。
前後左右、まんべんなく火が回るように、さまざまな方向から点火していきます。
ちなみに、名人が使っているのは、ユニフレームのターボライター。残念ながら廃盤品ですが、ふつうのライターやチャッカマンでも十分です。
早速炎が上がっています。
ひととおり火が点いたら、大事なのはじっと待つこと。
焚き火に慣れていない人は、たいていここで失敗すると、tiezou名人は言います。
火が当たっていないところに早く火を回そうと、薪をいじってしまうと火勢が弱まり逆効果です。
「焚き火は子どものようなもの。待って、育てるんです」と名人。
ご覧ください! この優しい眼差しを!!
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