冬だけではなく、春・夏・秋も含めた、オールシーズン・マウンテンリゾートへと急激な進化を遂げる長野県白馬エリアに、また新たなランドマークとなりうる注目の施設が、2020年4月に登場します。
スノーピーク初の体験型複合施設「Snow Peak LAND STATION HAKUBA(スノーピーク ランドステーション 白馬)」は、雄大な白馬三山を背後にゲート(門)のように佇み、国内最大級のスノーピーク直営店、ミシュラン星獲得シェフ監修レストラン、隈研吾氏設計の建物に馴染むスタイリッシュなスターバックス店舗などが入ります。
スノーピークらしく、「手ぶらCAMP」プランや、 「住箱―JYUBAKO」宿泊プランなど、外あそびも充実。
山井太社長や、隈研吾氏などキーパーソンが登壇、東京・原宿のSnow Peak Tokyo HQ3で開催された、メディア発表会の様子を詳しく紹介します。
その名は “ランドステーション” 白馬の交流拠点に
スノーピークのファンの方なら、まず真っ先に「Snow Peak LAND STATION HAKUBA」という施設名称が気になって仕方がないですよね。
“ランドステーション” と聞けば、スノーピークの代表作の一つである、スタイリッシュで巨大な特殊構造タープ「ランドステーションL」を思い浮かべるはずです。
副社長・山井梨沙氏によると、これは明確に意図されています。
「ランドステーションL」の拡張性、大人数で使用できるなどコミュニケーションのとりやすさから、白馬での「駅」「立ち寄り場所」となるようにと、新施設の名称にしたとのことです。
「Snow Peak LAND STATION HAKUBA」の建物デザインそのものも、どことなく、横に引き伸ばした巨大な「ランドステーションL」のようにも見えますが、これは深読み。
後述するように、設計の隈研吾氏によって別の意図が語られており、建物デザインとの直接の関連まではないようです。
どちらにしても、スノーピークが力を入れる初施設の名称として、ふさわしいものになったように感じます。