キャンプで食器やクッカーを洗うときに「あっ洗剤忘れた!」なんて経験ありませんか?
そんな時のためにオススメしたいのが、アクリル毛糸で編んだ「アクリルたわし」というアイテム。
今回、編み物初心者の僕が、キャンプで「アクリルたわし」作りに挑戦してみたので、使用感と共に作るポイントなどをお伝えしたいと思います。
ここがすごい!洗剤いらずの「アクリルたわし」とは?
「アクリルたわし」とはアクリル100%の毛糸で編まれた「たわし」のことです。
このアイテムの最大の特徴はそのキュートやデザインと高い洗浄性能。
素材として使われるアクリルは、表面の繊維が細く絡みあっており、親油性(油が馴染みやすい性質)も高いため、通常の食器用スポンジよりも洗浄力が高いと言われています。
さらに、使用する毛糸の色によって様々な柄を作れるので、自分のキャンプギアに合わせてデザインすることも可能。
「たわし」と言っても、その見た目は亀の子たわしのようにゴツゴツとしていないので、荷物スペースも圧迫しません。
「エコ&おしゃれ&コンパクト」とキャンパーにはいいこと尽くしのアイテムなんです。
手作り「アクリルたわし」の実力はいかに
今回、DIYした「アクリルたわし」はこちら。
せっかく作ったたわしを汚すのは少し心が痛みますが、その実力を試してみます。
洗剤なしで、油がびっしりこびりついているフライパンを洗っていきます。
この際、水ではなくお湯を使うとより簡単に汚れを取ることができます。
ゴシゴシ擦るごとに、アクリル毛糸がべっとりと付いていた油汚れを洗い落としていきます。
最後に水ですすげば完了!
体感的には、洗剤を使うのと同等の洗浄性能があるように感じました。※あくまでも実体験に基づく個人的な感想です。
編みの初心者でも簡単!「アクリルたわし」をDIYしてみた
キャンパーにオススメな「アクリルたわし」、Amazonなどで格安で売っています。
でも、「せっかくお気に入りのキャンプ道具に仲間入りするなら」と、今回はDIYしてみました。
必要な材料
DIYといっても、「アクリルたわし」に必要な材料は全部で4つ。
- カギ針:先端がカギ状になった毛糸を編むための道具
- ハサミ:毛糸を切るのに使います。
- 毛糸用とじ針:余った毛糸を処理する時に使います。
- アクリル毛糸:湿式の国産毛糸がオススメです。
どれも100均や手芸屋で手に入ります。値段も高くなく、高価な毛糸等を選べなければ合計1,000円以内で揃えられます。
カギ針には大きさがあります。
使用する毛糸のパッケージにカギ針の推奨サイズが書いてあるので、それに従って購入しましょう。
アクリル毛糸にも様々な種類(主に「湿式」と「乾式」)がありますが、たわし作りにオススメなのは「湿式の国産毛糸」です。
理由は、繊維がより締まっており、ゴワゴワした手触りの毛糸が洗浄用に向いているからです。