「キャンプ場が無料で使えたらなぁ」なんて思うことはないでしょうか?
万年金欠の僕は四六時中そんなことを考えています。
今回は、神奈川県愛川町にある無料キャンプスポット、「中津川河川敷」の現地レポートをしたいと思います。
「なぜ利用無料なのか?」という疑問や、無料キャンプスポットならではの問題点も一緒にご紹介していきます。
利用無料の「中津川河川敷」とは?
都心から約1時間の距離にある神奈川県愛川町。
この町には穴場キャンプスポットとして賑わう場所があります。
それが「中津川河川敷」です。ブログやネットの口コミ等では「田代運動公園河川敷」と記載されているところがありますが、それは間違いです。田代運動公園は近くにありますが、ここは中津川の河川敷なのでくれぐれもお間違いなく。
公園のすぐそばが広く平らな河川敷で、車も乗り入れられるとあって、多くのキャンパーに利用されています。
いわゆる「野営地」ですね。
もちろん、運営者がいるわけでもないので、利用料は無料。
チェックインやチェックアウトの時間を気にする必要もありません。
また、「勝手に河川敷でキャンプをしていいの?」と疑問に思うかもしれません。
今回、僕が所轄の管理事務所に伺った限りでは、「中津川河川敷でのキャンプは自由使用の原則の元、基本的には禁止されていません」とのこと(今後変更があるかもしれません)。
しかし、ほかの河川敷では地方自治体が占有許可を受けている区域もあり、一概にすべての河川敷でキャンプが可能ということではないようです。
使いたい河川敷がある場合は、まずは自分でリサーチして確認し、それでも不安な場合は河川敷を管理する自治体に問い合わせるようにしましょう。みんなが使っているからと言って必ずしも認められた場所とは限りませんのでご注意を。
そして管理者がいない場所なので、すべて自己責任の範疇になることを忘れてはいけません!
野営地なので注意が必要!周辺設備を紹介
「中津川河川敷」は無料で使えるキャンプスポットですが、あくまで野営地なので注意が必要です。
キャンプ場として運営していないので、水場や売店はありません。
公共トイレだけは、河川敷の丘を登ったすぐ近くにあります。
暖房便座でトイレ内も綺麗なので、安心して使えますよ。
ちなみに、トイレでの水汲みや洗い物はNG。
当たり前ですが、ここはキャンプ場ではありませんので、炊事場のように使うことは禁止されています。
隣接する公園にも水道がありますが、どれも蛇口が取り替えられています。
ウォータージャグなどを用意して、事前に家から水を持っていくのがオススメです。
公園内は広く、野球場やテニスコート、プールなどが利用可能。
日中はアクティビティとして楽しんでみてもいいかも!(事前に利用予約が必要な場合もあります)。
河川敷のすぐそばには中津川が流れています。
そこまで水が多くないので、夏場は川遊びができるかもしれません。
しかし、上流にある宮ヶ瀬ダムの水が流れ込んでいるので、注意が必要です。前日の天気やダムの放流情報をチェックしておきましょう。