「中津川河川敷」が抱える問題。町では清掃募金活動を実施中
キャンパーにはありがたいこと尽くしの「中津川河川敷」ですが、無料ならではの問題点も抱えています。
相次ぐマナー違反
「中津川河川敷」の抱える問題の主たるものがゴミの放置や直火によるマナー違反。
今回、河川敷内を散歩しただけでも、たくさんのゴミと、直火によって荒らされた地面が目につきました。
ゴミ袋や食材の食べ残しなどが堂々と捨ててありました。
中には壊れたタープやテントらしきものも放置してあり、いちキャンパーとしてかなり悲しい気持ちになります。
こちらは直火跡に放置されたBBQの網と空き缶。
河川敷のキャンプ場では直火OKの場所もありますが、ここは管理人がいない野営地。
だからこそ一人ひとりがちゃんと考え行動してほしいものです。
そうでなければいつまで経ってもこのような状態が続きます。燃え残りもきちんとゴミとして持ち帰ることは当たり前。
自然保護やそこに生きる生物への配慮は同じキャンプをする者として大切に考え行動してもらいたいと切に願います。
町役場やこの河川敷を管轄する事務所に現状を伺うと、「このままでは、閉鎖されてしまうかも」とのこと。
貴重な無料キャンプスポット、マナーを守り、正しく利用しましょう。
街では募金活動を実施
「中津川河川敷」がある愛川町では、環境美化を目的とした募金活動を実施しています。
河川敷の利用者が増えるGWから夏にかけて、河川敷の入り口で協力金を支払うことができます。
それ以外の季節でも、町役場に直接確認することで、募金を受け取ってもらうことが可能とのこと。
集まった募金は、河川敷を含めた河川環境保全の事業資金として活用されます。
河川敷近くの公共トイレにも募金箱が設置されています。
食材を買ったお釣りを募金してみてはいかがでしょうか?
利用無料の素晴らしいキャンプスポットだからこそ、キャンパーみんなの力で守っていきたいですね!