軽くてコンパクト「アルコールストーブ」の特徴、使い方や注意点をまとめました

公開日:2020 / 02 / 19
最終更新日:2020 / 02 / 26

アルコールストーブの気になった点や注意点

アルコールストーブはメンテナンスが簡単ではありますが、火器には変わりないので注意が必要です。液体燃料ならではの注意点もたくさんあるのでまとめてみました。

風に弱い
風があると火力が弱まってしまうので風防必須です。
風防や五徳が必要
本体はコンパクトですが、風防や五徳、燃料を持って行くとけっこう荷物になってしまいます。
火力が弱い
お湯を沸かすくらいはできますが、ガスバーナーなどとくらべると少し時間がかかります。また、たくさんの量を調理したいときも不向きです。
細かい火力調整ができない
火力調整蓋がついているものは蓋をかぶせる面積で火力調整するのですが、そんなに細かくは調整できないです。
炎が見えにくい
お昼は全然見えないので気を付けて使いましょう。目にみえなくても炎がついていることを意識して燃えやすいものを近付けないようにしましょう。
倒すと燃料がこぼれて周りが燃える
アルコールストーブを倒してしまうと燃え広がってしまいます。燃えない物の上で使いましょう。
アルコールは引火しやすい
アルコールはとても引火しやすい液体です。こぼさないようにしましょう。アルコールストーブを倒してしまうと燃え広がってしまします。注意しましょう。
燃料用アルコールに入っているメチルアルコールは劇物です
誤って飲んでしまうと失明など恐ろしい中毒症状がでますので子供の手の届かないよう、保管には十分気を付けましょう。また、皮膚に付着した場合は直ちに水と石鹸で洗い流しましょう。(詳しくは燃料用アルコールの裏面に書いてある注意事項を読んでください。)
アルコールに対応している保存容器を使用しましょう
100円均一の入れ物は対応していないものが多いです。対応していない容器を使うと破損して漏れの原因になります。入れ替えるときは専用のボトルだと安心ですね。

trangia(トランギア) トランギア フューエルボトル 0.5L

今回撮影に使用したアイテム

trangia(トランギア) アルコールバーナー


原産国:スウェーデン
使用燃料:エチルアルコール/メチルアルコール
重量:110g
収納サイズ:径7.5cm×4.5cm

trangia(トランギア) ストームクッカーL・ウルトラライト


重量:900g
収納サイズ:径22×10.5cm
フライパンはノンスティック加工
直径22cmフライパン/1.75リットル鍋/1.5リットル鍋/アルコールバーナーのセット

手軽で簡単コンパクト

シンプルな構造でメンテナンスもほとんど必要ないアルコールストーブ。着火や消火が簡単で、誰でも手軽に火を扱うことができます。
電気を必要としないので、防災用として備えておいてもいいかもしれませんね。

3 / 3

おすすめ記事

LANTERN編集部

キャンプの楽しさを伝えるLANTERN編集部です。
旬な情報からキャンプスタイルまで、キャンプに役立つ情報を幅広く発信します!

LANTERN編集部の記事一覧