近頃、さらに盛り上がりを見せるキャンプ。
このブームに乗って、「キャンプを初めてみようかな」と思っている人も増えてきているはず。
しかし「車持ってないし、キャンプ場もたくさんあって分からない」という悩みもチラホラ。
そんな人たちのキャンプデビューに最適なのが東京都奥多摩にある「氷川キャンプ場」です!
自然の中にありながらも、駅徒歩圏内という初心者キャンパーにうってつけのキャンプ場なのです。
キャンプ未経験者にオススメ、アクセス抜群のキャンプ場
新宿から中央線と青梅線を乗り継ぎ約2時間、「奥多摩駅」から徒歩数分に位置するのが「氷川キャンプ場」です。
キャンプ場というと、車で峠道を長時間走り、人里離れた山の中にあるイメージですよね。
もちろん、そんなキャンプ場もワイルド感があって僕は大好きです。
でも、車を持っていない人やキャンプ未経験者にとっては、ハードルが高く感じるかもしれません。
その点、この「氷川キャンプ場」は、青梅線の終点である「奥多摩駅」から約徒歩5分というアクセス抜群のローケーション。
電車で行けるので、渋滞の心配やクネクネした山道を走る必要なし!「ふらっと」気軽に利用できるのが氷川キャンプ場の最大の魅力かもしれません。
「奥多摩駅」から交差点を渡り、赤色の橋を進むとすぐに「氷川キャンプ場」に到着します。
キャンプ場のすぐ横には、町営の駐車場もあるので、車での利用ももちろん可能。
時期によっては、別途駐車料金がかかる場合もあるので、事前に調べておきましょう。
直火OKの河川敷フリーサイト
「氷川キャンプ場」のテントサイトは、河川敷のフリーサイトです。
入り口で受付を済ませた後に、ロッジやバンガローが並ぶ坂を下っていくと、広い河川敷が現れます。
敷地自体は、川に近い下段と一段高くなった上段に分かれており、空いているスペースにテントやタープを設営できます。
テントサイトは予約不要で、区画もないので、自分の好きな場所を選べるのが嬉しいポイント(もちろん混雑時には譲り合いの精神を!)
さらに、この河川敷サイトならではの特徴が「直火OK」というところ。
辺りにある石を組み合わせて、焚き火台を作ったり、コンロを作ったりとアウトドアらしいキャンプを楽しめます。
芝生や地面保護のために直火を許可しているキャンプ場は少ないので、これはかなり貴重だと思います。
電車で行く場合は、焚き火台を持参する必要がなく、荷物が減ります。
台風19号の被害は回復!全面利用可能に
今回、僕が「氷川キャンプ場」を利用したのは2020年2月。
しかし実は、全国的に猛威を振るった台風19号後にもここでキャンプをさせてもらいました。
その際は、川が増水しており、安全のため河川敷の下段部分の利用が禁止に。
当初は水もかなり濁っていたのですが、現在は川の水量も収まっています。
河川敷も今は全面的に利用可能とのことなので、台風の被害を心配していた方もぜひ訪れてみてくださいね。