【一眼レフカメラ使いこなせない人必見】キャンプ写真をキレイに撮るコツはたった3つの設定だった

公開日:2020 / 04 / 11
最終更新日:2020 / 04 / 27

SNSを見るとキャンプへ行った時の写真を皆さんとても素敵に撮ってますね。お気に入りキャンプギア、家族の写真。きれいに撮れるとうれしいものです。

スマホでも十分きれいに撮れますが思い切ってもっときれいに撮れる一眼レフで撮影してみてはいかがでしょう。けれどF値?ISO?シャッタースピード?など聞き慣れない用語も多くちょっと難そうと思ってなかなか一眼レフを始められない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

でも実は基本設定さえ覚えてしまえばそんなに難しくないのです。今回はプロカメラマンにきれいに撮る方法を聞いてきました。

設定はたったの3つ。

カメラに慣れていない方のために参考の設定数値を載せました。慣れてきたら数値をいじってみてください。
また、カメラによって表記の仕方やボタンの位置が違うので説明書をみながら進めてみてください。

【撮影する場所】は明るい?暗い?

1.(ISO感度)撮影する場所によって明るさの調整をする

カメラのどこかにISOというボタンがあるので撮る場所の明るさに合わせて調整しましょう。

【撮影する物】は動いてる?静止している?

2.(撮影モード)撮影する物に合わせて撮影モードを選ぶ

撮影する物が動いているか、止まっているかで撮影モードを選びましょう。カメラの撮影モードを選ぶダイヤルをSやTv(メーカーによって違う)またはAやAvに合わせましょう。

3.(数値を設定)各撮影モードの数値を設定する

シャッタースピード優先モードなら、シャッタースピードを1/250に設定。絞り優先モードならF値を2.8(背景をぼかすとき)、または8(全体をくっきりさせたいとき)に設定しましょう。

ここで問題です。

晴れた屋外での集合写真なら設定はどうなるでしょうか?
答えは簡単、晴れた屋外なのでISO400、止まっている物を撮るので絞り優先モード、全体にピントが合うようにしたいのでF値を8に設定すればいいですね。

早速撮ってみよう

設定ができたら、早速撮ってみましょう。シャッターを半押ししてピントを合わせて、押すだけです。

いかがでしょうか?うまく撮れましたか?暗くなってしまう場合は、露出を上げてみましょう。

露出の調整


数値を右の+のほうへ設定すると明るく、左の-のほうへ設定すると暗くなります。それでも暗くなってしまう場合は明るい場所に移動するか少しISO感度を上げてみましょう。

各設定についてもう少し詳しく見ていきましょう。

ISO(光の感度)

カメラのセンサーが光を感じ取る設定です。低いと光をあまり感じ取れないので暗く、高いと弱い光でもたくさん感じ取れるようになります。ISOが高いと明るくなりますが、ノイズが目立つようになってきます。

シャッタースピード

シャッタースピードとは、シャッターを押してから閉じるまでの時間になります。シャッタースピードが速いとブレが少なくなりますが、入ってくる光も少ないので暗くなってしまいます。

F値(絞り)

絞りとは、レンズから光を取り込む穴の大きさを表す数値です。昔ピンホールメガネなんて流行りましたが、小さな穴から覗いて見るとピントがはっきりしませんか?それと同じです。絞りの数値を上げるとレンズの穴が小さくなるので入ってくる光も少なくなり、暗くなります。

なんとなく設定については分かってきましたでしょうか?実際には撮る場所の明るさ、ISO感度、シャッタースピード、F値が作用して明るさやぼやけ具合が変わってきます。それがいいバランスだときれいに撮れるのです。慣れてきたら数値をいじっていろいろ試してみてくださいね。

次のページではキャンプ写真で見かける参考レイアウトの写真とその設定の目安の数値をまとめてみました。

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