ライダーが考案!バイク乗り専用のキャンプツーリングテント

公開日:2020 / 04 / 26
最終更新日:2021 / 08 / 06

今人気のアウトドアブランド「DOD(ディーオーディー)」を展開しているビーズ株式会社が手掛けるバイク用品専門ブランド「DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)」をご存知ですか?

その歴史はDODよりDOPPELGANGERのほうが古く、DOPPELGANGERからアウトドア専門ブランドとして枝分かれしたDOPPELGANGER OUTDOORが、その後、今人気のDODへと名称を変更しました。

DODの始まりが実はDOPPELGANGERだったということは、最近アウトドアを始めた方はご存じないのではないでしょうか?

今回そのバイク用品ブランドDOPPELGANGERから、バイクツーリング専用テント『バイクツーリングテント1』がリリースされました。

これまでライダーは、積載性や軽さから山岳用の高級モデルや初心者用の汎用テントを選択してきました。

しかし、山岳用はライダーに必要なヘルメットや、荷物を置くスペースが確保されていなかったりします。また、ツーリング用と名の付くテントでも、収納時の幅が50cmを超えていて積載に苦労する物もありました。

同社は市場にある山岳用テント、ツーリング用テントを調査。ツーリングキャンプに必要な安全面、積載性、収納性などを一つ一つ確認し、ライダーが理想とするツーリング専用テントを開発しました。

コンパクトな収納サイズと分割収納が可能に


バイク用、ツーリング用と名が付いているテントでも収納幅が50cm超える商品が多い中、バイクツーリングテント1は収納幅を45cmに抑えています。

さらに、それぞれのテントパーツに収納袋が付いているので、分割して収納することも可能です。バイクのシートに積載することはもちろん、ツーリングバックやサイドバックに分割収納という選択肢を与えてくれています。

左右の重量バランスを意識して収納できることは、ライダーにとってうれしいことですね。

また、シートバックと一緒に固定したい時は、幅4.5cmピッチのデイジーチェーンが活躍。これに紐を通すことにより、振動やバイクの傾きによる「横ずれ」を防ぐことができ、安心してツーリングやワインディングを楽しめます。

簡単設営と巨大な前室


ライダーは道中のツーリング、寄り道も楽しむため、チェックインが遅くなってしまうこともしばしばです。バイクツーリングテント1は自立型のインナーテントに、ポールを通したフライシートを被せる。あとはペグダウンするだけで、設営可能。日が沈む前にさくっと設営を完了させることができます。

シートバック、サイドバックやトップケースなどの荷物を全て格納できるように、居室よりも広い前室があるのも大きな特徴。このメイン前室に加えて居室の反対側にもソロ用としては十分なサイズの後部前室が用意されており、出入りはどちらからも自由にできます。

コンパクトにしつつも妥協はなし

コンパクトさを重視すると、ベンチレーションや快適性が物足りなく感じるもの。しかし、山岳テントレベルの薄さで強度の優れるフライシートやベンチレーション、アルミポールや耐水性に優れたグラウンドシートなど、細かいところもきっちり備えています。

キャンプツーリング専用でコンパクトなテントが新登場したことで、ライダーの選択肢が増えてきました。それぞれの特徴から自分に合うテントはどれなのか、選ぶ楽しみが増えそうですね。

製品情報

バイクツーリングテント1


定員:1人
サイズ:幅210×奥行300×高さ105cm
インナーサイズ:幅205×奥行80×高さ100cm
収納サイズ:幅16×奥行45×高さ16cm
重量(付属品含む):2.8kg
耐水圧:フライシートPU 2,000mm、グラウンドシートPU 5,000mm

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