どうもナイスキャンプマンです。
まず、タイトルを見て驚くかもしれませんが、キャンプの妖精もコーヒーを飲みます。そして、わりと好きです。
コーヒーというと豆のこだわりとかいろんな道具とか、淹れ方とかありますが、正直よくわかりません。
でもコーヒーが好きです。
今回は、生のコーヒー豆を手に入れる機会があったので、自分で焙煎することに挑戦してみました。
ちなみに生の豆を購入したのは、LANTERNでコーヒー講座の記事を書いている「Old Lanterns Café」さんのオンラインショップから購入させていただきました。
自家焙煎珈琲Old Lanterns Caféコーヒー豆通販サイトはこちら
https://olc2013.thebase.in/
Old Lanterns Café コーヒー講座記事はこちら
なお、私はコーヒーが好きなだけでコーヒーについて詳しいわけではありません。
へーこうやってやるんだー程度に楽しんでいただければと思います。
自家焙煎するのに用意するもの
まず、自家焙煎で用意したのはこちら。
・ゴマなどを煎る手綱焙煎器
・カセットガスコンロ
・ステンレス製のザル
・うちわまたはドライヤー
この4つがあれば自分で焙煎ができます。
この中で「手綱焙煎器」はどこで手に入れるの?と思うかもしれませんが、ホームセンターやインターネットで簡単に手に入れることができます。価格も1,000円程度のものからあり、それほど高価ではありません。
それでは、焙煎スタート!
ステップ1 コーヒー豆を選別
まず最初に、コーヒー豆を選別します。カタチの悪いもの、割れているものは焙煎した時にムラができてしまうので除きます。そして、虫食い豆も除きます。
ステップ2 コーヒー豆を洗う
コーヒー豆には薄い皮のようなものや汚れが付いているので、お米を洗うような感じで洗いました。
ステップ3 水気を切って焙煎器へ
水気を切ったら焙煎器に入れます。この時に注意したいのが、豆を入れ過ぎないこと。豆を入れ過ぎると焙煎器の中で豆が自由に動けず、火や熱が均等にあたらずムラができてしまうからです。
ステップ4 いよいよ焙煎開始
さぁいよいよ焙煎です。
カセットガスコンロに火を付けます。このときの火加減は弱火です。
また、火に直接触れると焦げたりムラができやすくなるので、火に触れない距離感(この時はコンロの火から3センチくらい離しました)を保ちます。
そして、その位置を保ちながらとにかく振ります。
ここからはずっと焙煎器を振り続けることを覚悟してスタートしてください。
覚悟する前にスタートしてしまった場合も、気付いた時に覚悟すれば大丈夫です。
ステップ5 香ばしいかおりがして豆が爆ぜだす
火加減にもよりますが5分ほど振り続けていると、豆から香ばしい香りがして豆が茶色く色づいてきます。
その後、間もなくしてパチパチと豆が爆ぜだします。
これをコーヒー焙煎用語で1ハゼといいます。
このタイミングは世に言う浅煎りの状態です。浅煎りは酸味が強く豆本来の味わいを楽しめるのですが、私は酸味が少ないほうが好みなのでこのまま焙煎を続けます。希望は深煎りです。
ステップ6 好みの煎り具合にする
2、3分ほどそのまま焙煎を続けると、またパチパチと豆が爆ぜだしました。
これが深煎りの合図です。ということで、ここで火から離します。
ちなみに1ハゼと2ハゼの間2、3分のところに中煎りというものが存在します。
ステップ7 素早く冷やす
火から離したあとも、熱が残っているので焙煎が進みます。
焙煎が進み過ぎないように、うちわやドライヤーで風ををあて素早く冷やします。
これで余熱が取れればついに自分で焙煎したコーヒーの出来上がりです。
なお、1ハゼ以降は好みの段階でストップさせて自分好みの味わいを探してみるのも楽しそうです。
焙煎する時に注意すること
・腕が疲れる
とにかくずっと焙煎器を振り続けるので、それなりに持久力が必要です。とはいえ、焙煎器は重いものでもないので、慣れればそんなに気にはならないでしょう。
・一度にできる量が少ない
一度にたくさん焙煎したい気持ちはありますが、たくさん豆を入れるとムラができてしまいます。豆が自由に動ける量(広げても豆が重ならない)を考えると、手での焙煎は少量ずつが理想的だと思いました。
・火との距離の取り方が重要
焙煎が進む中で、火と距離が近いとムラができやすく、遠いと焙煎が進まないという状況があります。
特に1ハゼをした後は焙煎が一気に進みやすいので、遠からず近からずのポイントを見つけてください。
そのポイントが見つかると、ムラが少ない焙煎ができるようになります。
・カセットガスコンロが皮まみれに
焙煎していると、パラパラとコーヒー豆の皮が落ちるので、家の中で行う場合は注意してください。
・野外は風に注意
野外で焙煎するときは、ガスコンロの火が風の影響を受け安定した火力が得られない可能性があります。
風防を用意して風の影響が少ない状態で行うほうがいいかもしれません。
キャンプ好きでコーヒー好きならハマる可能性大!
自分で焙煎する手間などを考えると面倒だし、なにより難しそうだなって思ってましたが、私のように無知でも楽しくおいしくできたのだから、こだわりを追求しなくても十分に楽しめます!
そしてキャンプと同じく追求しだすと沼にハマりそうな匂いが。。。興味ある方はぜひやってみてください!
今回、生のコーヒー豆を購入したOld Lanterns Caféの岸本さんが教える 「Old Lanterns Caféコーヒー講座」もLANTERNで随時更新中です!
詳しいコーヒーの話はココでぜひご覧ください!
Old Lanterns Café コーヒー講座記事はこちら