神奈川県小田原市のアウトドアプロショップ「sotosotodays-ソトソトデイズ-」で店長を務める野毛さんが、不定期でオススメのアウトドアアイテムなどを紹介する「NOGE’Sチョイス」。
記念すべき第1回目は、家でも外でも本格焼肉!が楽しめる「スノーピーク 雪峰苑」の紹介です。
スノーピーク 雪峰苑
分離式ガスコンロ
重量5kg(ややヘビー)
1,700kcal
GP-500GR使用で180分(最大火力で使い続けて)
本体、グリドル、水皿、固定バンド、収納ケース付き
焼きを追求した至れり尽くせりの仕掛け
雪峰苑の特徴は2.7kgという重さを誇る分厚いグリドル。
本体の半分以上の重さを鋳物のグリドルが占めるという・・・まじかよ!?と驚きます。
この厚さがあることで蓄熱性が良く均等に熱が入って、分厚いステーキでもうまく焼けます。
中央にかけてすり鉢状?凹んでいるので余分な油がとにかく落ちる!
平らな鉄板だと溜まった油がバチバチして、肉をひっくり返すときとか不快になったりしますが、それがあまりないんですよ!(食材によりますが)
結構安心して焼肉楽しめます。小さなお子さんがいるご家庭も安心ですね!
すり鉢状の中央には油を落とす穴が二箇所。そこから下の水皿に落ちていくという仕組み。この穴へは焦げなども捨てることが可能ですよ。
アウトドアのギアでU字のガス管を見ることはありませんが、こいつのおかげで油がダイレクトに接触せずに煙を軽減します。
火力調整もしっかりできて鉄板を温めるまでの高火力、そして熱してからのとろ火までしっかりできます。
鉄板の上でユニフレーム製のちびパンを乗せても調理ができました!
そしてなんとレギュレーター搭載だという点!
最近は付いているものも多くなっていますが、レギュレーター内蔵ということは真夏はもちろん、ガスコンロには厳しい真冬でも同じ火力で燃焼してくれいつでも安心して使用できます。
ただ、寒くなるとイグナイターの調子も不安なことがあるので、サイドの穴から火を近づけて点火してください。
使い終わったら掃除してお片付け
とにかく分解!本体、風防、脚バラバラにしてガシャガシャ洗いましょう!
そしてグリドルは鋳物・・・洗剤はNG。
まずはスポンジでゴシゴシ、落ちなければ熱湯にドボン!入れっぱなしは錆びる原因なので漬けてはこすりの繰り返し。
私は金だわしゴシゴシ派です。
そのあとはしっかりと火にかけ油(サラダでもオリーブでも)をささっと!うすーーーーく塗りましょう。
濃く塗ると塊になり、次に使うときに不快な匂いなど発生させる可能性があるので注意。
U字管を洗ってしまって、最初、火が出ない穴があるかもしれませんが、中に水が入っているからで火をつけ待っていると正常に点火するので待ちましょう。
オプションも充実
たこ焼きプレート(保温つき)これおすすめ!
スノーピークIGTにもビルトイン。
オーヴィルのテーブルにもビルトイン。※テーブル本体が高温になる可能性があるので注意です。
長期で使用予定がない場合は、グリドルを湿気から守るために新聞紙などでくるんで保管しましょう。
焼き鳥などの串物は焼きづらいです。缶詰は温められます。鍋を置くことは推奨されていないので要注意。
※あくまでも個人の感想です。
雪峰苑は肉のうまさ増し増し
分厚いグリドルに十分な火力調整。これで焼いた肉はうまいに決まっている!
雪峰苑は、一度使うと手放せない肉好きの必須アイテムです!ぜひお試しあれ!