キャンプの醍醐味でもある焚き火。炎の癒し効果もあって人気ですね。
リラックス効果とともに焚き火の人気を支えているのが、直火ができないキャンプ場でも焚き火を可能としてくれる、各アウトドアメーカーから発売されている焚き火台です。
中でも、芸人のソロキャンパーさんが使用しているピコグリルという焚き火台が大人気で、大きな話題になりました。
ピコグリルはなぜ人気なのでしょう。その魅力を検証してみました。
ピコグリルとは
ピコグリルはスイスのSTC社創業者のブルーノ氏により、2011年応用美術の著作物として創作されました。
グリル本体を軽量にし、長く使えるよう計算されています。少ない燃料で効率よく燃焼されるよう、環境のことも考えた焚き火台です。
ピコグリルには今回メインで紹介する「398」のほか、約2倍の大きさの「760」があります。
ピコグリル398・760比較
ピコグリル398
組み立て時のサイズが、38.5×26×24.5cm。収納時のサイズは33.5×23.5×1cm。A4より少し大きいくらいなので持ち運びも簡単です。
本体の重量は約448gです。
ピコグリル398 正規販売店
Pikari outdoor-shop:https://pi-ka-ri.com/?pid=45312115
WANDERLUST EQUIPMENT:https://wanderlust-equipment.com/products/picogrill-398
ピコグリル760
ピコグリル760は組み立て時54×38×26cm。収納時はA3より少し大きく、45×30×1.5cm。
本体の重量は約740g。こちらも持ち運びが楽ですね。
760は398の2倍ほどの大きさで、398よりもフレーム部分がより強化され安定性もあります。
ピコグリル760 正規販売店
Pikari outdoor-shop:https://pi-ka-ri.com/?pid=90873535
WANDERLUST EQUIPMENT:https://wanderlust-equipment.com/products/picogrill-760
人気製品でなかなか手に入りくい面もあるので、狙っている人はこまめにチェックしてください!
女性でも安心!軽量簡単設営
一般的に販売されている3~4人用の焚き火台の重さは、平均3kgほど。
対してピコグリル398は、本体のみで約448g。さらにフラットにパッキングでき、厚みも1cmほどです。ザックに入れてもかさばりません。
ソロキャンパーや登山家で、重量や携帯性を気にして今まで焚き火台の使用を諦めていた方にも、オススメです。
ピコグリルはシェル(火床)とフレームを組み合わせるだけで設営できます。
2つ折りのシェルを広げフレームに取り付けるだけ。初心者の方はもちろん、女性でも気軽に使用できる焚き火台になっています。
編集部でも実際に組み立ててみましたが、本当に楽で数秒で設営完了です。
キャンパーに直撃
男性ソロキャンパーとカップルキャンパーの2組に、ピコグリルの使用感を伺いました。
男性ソロキャンパー
ピコグリルの魅力
■シェルの大きさが約40cm(ピコグリル398)あるので、市販の薪をそのまま乗せることができる。
■火力が欲しいときは、薪割をせずそのまま使用する。
形状がくの字になっていて、空気穴がたくさんあります。しっかり燃焼し、小さい薪でも火力不足の心配はありません。
ピコグリルは料理がしやすい
■市販の網も使用して、様々な料理が可能。
■網の上に、スノーピーク(Snow Peak)のコロダッチオーバルやスキレットを置いて調理している。
■約20回ほど使用しているが、使用時にシェルがフレームから外れてしまう事もなく、使用できている。
燃焼効率が良く、しっかり燃えるので灰や燃えカスが少なく、あと片付けもとても楽です。
カップルキャンパー
ピコグリルは大正解!
■軽量でコンパクト、設営の楽さ手軽さを重視するならピコグリルで大正解!
■不安定そうに見え、耐久性を心配していたが、重量のある薪を乗せても全く問題なく、想像以上だった。
■2人キャンプでも問題ないサイズ感。
オプションのスピット(串)を使用して調理しても、持ち手部分が熱くなりません。
■スピットを使っての直火焼きは絶品。網を洗うよりスピットの方が後片付けが楽。
耐久性も心配なし
シェルの空気穴から灰が落ちます。環境を考え、ピコグリルの下にプレートや防火シートなどを使用するのがオススメです。
一番気になっていた耐久性も、特に心配する必要なく使用できそうです。ソロキャンパー、女性キャンパー、デュオキャンプで活躍してくれること間違いなしです。
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