夏のキャンプで気になるのが、蚊・ブヨ・ヤブなどの虫ですよね。特にブヨは、刺されると痒みや腫れが一週間続くこともあり、なかなか引きません。
夏のキャンプは肌の露出が多くなり、虫刺されのリスクが高くなります。キャンプを存分に楽しむためにも、しっかり虫対策をすることが大切です。
初心者キャンパーやこの夏キャンプデビューの人もキャンプを満喫できるよう、虫除け対策についてご紹介します。
子どもにも安心。手作り虫除けスプレー
コンビニ等でも購入でき、手軽に対策できるのが虫除けスプレーです。
気をつけたいのが、ディートという成分。一般的に使用されていて、赤ちゃんや子どもに対して使用制限があるのご存じですか。
そこでおすすめなのが、ハッカ油で作った虫除けスプレーです。簡単に作れて、子どもにも安心して使用できます。
使用するものは、ハッカ油と無水エタノール。すべて薬局で揃います。
1.50mlのボトルに無水エタノール5mlを入れます。
2.ハッカ油を5~6滴加えて、軽く振って混ぜてください。
3.最後に精製水(水道水でも可)45mlを入れて、よく振りしっかり混ざったら完成です。
厄介なブヨに最も効果的なので、オススメです。
・虫除けだけじゃない!ハッカ油の効果的なキャンプでの使い方!
ランタンで虫除け
キャンプで明かりを付ければ、虫が寄ってきます。寄ってきた虫を高圧グリッドで感電させ退治する。そんな商品をご紹介します。
ガード付なので、子どもが触れる心配もありません。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) LEDバグランタン
USB充電式で、3段階の明るさ調節機能。高輝度LEDを使用。
マウントスミ(Mt.SUMI) モスキートランタン
USB充電式で防水機能付き。LEDは暖色白色の切り替え可能。
不快な虫から身を守る
虫を寄せつけないウェアがあり、着るだけで虫除け効果があります。
フォックス ファイヤー(FOX FIRE)
フォックス ファイヤーの着る防虫スコーロンは、アース製薬と帝人フロンティアが共同開発した、繊維に虫を寄せつけない特殊加工を施した素材。
2020年シーズンのスコーロン製品には、カットソーだけでも20種類以上のアイテムがラインアップされています。
帽子やアームカバー、レッグカバーなどのアクセサリー類もあるので、小物で防ぐのもオススメ。
スノーピーク(snow peak)
インセクトシールドは、植物由来の虫除け成分を人工的に合成したペルメトリンを使用。
防虫加工技術として初めて米国環境保護庁に登録され、その効果と安全性、環境への配慮が認められています。
フェニックス(Phenix)
フェニックスのTRIENT(トリエント)は、殺虫剤成分不使用の防虫加工です。
キャンプだけではなく、トレッキングなどさまざまなシーンで使用できるデザインになっています。
防虫服に虫除けスプレーを併用すれば、効果はさらに高くなりますね。気温の低い朝夕は要注意
気温の低い朝夕は、ブヨが発生しやすいです。ブヨ対策として効果的なのは肌を出さないことが一番です。
気温の変化への対策としても、キャンプには上着を持参するようにしましょう。
黒や紺などの色は、ブヨやハチを寄せてしまうので、白などの明るい色を選ぶようにしてください。
快適な夏キャンプに
虫除けスプレー以外にも、様々なアイテムがたくさんあります。
キャンプスタイルに合う虫除けアイテムを使用し、快適に過ごして夏キャンプの楽しさを倍増させましょう。
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