7月~9月にかけて収穫の最盛期を迎えるトウモロコシ。
夏のキャンプで産地に行くと、キャンプ場やその周辺に、収穫されたばかりのトウモロコシが並んでいるかもしれません。
とれたてのトウモロコシの糖度は、普段食べているものとは別格です。
甘~いトウモロコシの選別方法と、キャンプでの美味しいトウモロコシの食べ方をおさらいしておきましょう。
トウモロコシの選び方
まずトウモロコシを選ぶときに意識していただきたいポイントは、茎です。
実は茎が付いているトウモロコシは、茎を切っているものに比べて、糖度が落ちにくい傾向があるんです。茎を切ったトウモロコシは、ある日を境にガクッと糖度が下がるようです。
茎が付いているトウモロコシは、鮮度を保つためにあえて残しているんです。
この画像のように茎付きを見つけた時は、甘いトウモロコシが多いはず。当たりだと思って積極的に選びましょう。
皮が黒くなるまで焼く
蒸しても、茹でても、焼いても美味しいトウモロコシ。直火のキャンプで、焼きトウモロコシを作ってみました。
焚き火台、グリルの上に皮付きのトウモロコシを置いて、皮が黒く焦げるまで焼きます。
焦げてきたら、回転させて全体を焼きます。
これで完成です。
焼きすぎると中身まで焦げてしまうので、心配な方はアルミホイルを巻いてください。
外は黒焦げですが、焦げているのは皮です。中はこの通り、美味しそうに焼けています。
次は食べ方をご紹介します。
トウモロコシの食べ方3種
丸かじり
鮮度重視の方は丸かじりをすることで、出来立ての甘さを口の中いっぱいに感じることができます。
芯を綺麗に残しながら食べる方法
まずトウモロコシを、縦1列~2列分一粒ずつ食べていきます。
親指を使って押し倒すイメージで力をかけます。
そうするとこのよう綺麗に取ることができます。
丸かじりは少し恥ずかしい方、綺麗に食べたい方はこの方法で食べてみてください。
スプーンorナイフで削いで食べる方法
スプーンは芯の根元から粒の間に差し込み、そのままそぎ落とします。
ナイフは粒の根元に当てて削ぎます。切れ味が良い分、スプーンよりも綺麗に取ることができます。
旬の食材は旨味成分たっぷりです。口いっぱいのトウモロコシで、今年は甘~い夏を堪能しましょう。