いよいよ夏本番、キャンプに行く機会も増えてくると思います。そんなとき、ちょっと心配になるのが虫対策。
自然豊かな場所には、虫がたくさん。毎年「あー刺された!かゆーい」なんてこともしばしば。
そこで今回、「フランスベッド」から発売されている防虫シーツ「虫ールド」を実際に使ってみた感想をお伝えしたいと思います。
夏キャンプの天敵「虫」
気温が上がり、人間が活発になる夏。虫も同様に活発的になります。
カブトムシやクワガタなどの虫取りは、ファミリーキャンプの醍醐味ですよね。
一方で、痒みやアレルギーの原因になる虫刺されには注意したいところ。
外でお昼寝している時に、蚊に刺されてテンションが下がるのは僕だけではないはず。
ベッド用品の老舗メーカーが販売する防虫シーツ「虫ールド」とは?
今回、キャンプの虫対策として使用したのは、大手ベッドメーカー「フランスベッド」が販売する「虫ールド」という商品。
マットレスやコットに被せて使うこのシーツには、防虫加工が施されていて、虫を寄せ付けにくいとのこと。
虫除菊として知られる成分を人工的に再現し、繊維に染み込ませることで、ダニやアリなどの小さな虫に効果を発揮します。
また、成分が水に溶けないため、洗濯しても防虫効果が持続してくれるそう。
メッシュ素材で通気性がよく、アウトドアユーズに適した設計になっています。
シーツ自体は、手にひらサイズの袋に収納されており、コンパクトに持ち運ぶことができます。
実際に「虫ールド」を使ってみた
「本当にシーツを被せるだけで虫が来ないのか?」と疑問に思ったので、実際に「虫ールド」をキャンプ場で使ってみました。
検証を実施したのは、7月上旬。目の前に渓流が流れ、虫たちが元気よく活動していました。
取り付け簡単、被せるだけ
今回、「虫ールド」を被せたのは、「DOD」から発売されている「ソトネノサソイ M」。
ウレタンを使ったインフレーターマットで、芝生の上でお昼寝するのに愛用しています。
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「虫ールド」の大きさは、195×97cmのシングルベッドサイズ。アウトドア用品では、二人用のマットにちょうど良いサイズ感です。
使用方法は「虫ールド」を袋から出して、シーツの要領でマットに被せるだけと、とっても簡単。
1分〜2分程度で取り付け完了です。
シーツの四辺にゴムが入っているので、多少マットのサイズが異なっても被せることができると思います。
地面を這う虫には効果を実感!
「虫ールド」を取り付けた後、試しに数分そのまま地面に置いておきました。
何も被せない状態で放置している時と比べると、確かに虫は寄り付きにくかったです。
通常なら、すぐにアリがマットを上をテクテク歩いています。
しかし、「虫ールド」を使うと、マットの側に集まってくることはあるものの、人が寝ている場所まで侵入してくることはありませんでした(※あくまで個人の感想です。効果を保証することはできません)。
一方、蚊やブヨなど、空を飛んでくる虫への効果は限定的でした。
「虫ールド」に直接触れることのない虫はいつも通り、マットの上を飛び回っており、蚊取り線香のような使用方法は難しいかもしれません。
あくまで、地を這う虫向けの防虫グッズとして活用するのが得策でしょう。
「虫ールド」無しで外で寝ていると、気づかないうちに手足に虫がよじ登ってきます。その点は「虫ールド」の効果をしっかりと実感できました。
ちょっと変わった使い方も?
「地を這う虫には効果がある」ということを確かめることができました。
そこで、レジャーシートのように、キャンプチェアの下に敷いて「虫ールド」を使ってみることに。
これが意外と効果てきめんで、椅子に座っている時に足元から虫がよじ登ってくることが少なくなりました。
この日はテーブルの上にお菓子を放置していても、アリが行列を作ることがなく、快適に過ごすことができました。
レジャーシートの他にも、虫を寄せ付けたくないギアを「虫ールド」で包んでおけば、防虫効果を期待できるのではないかと思います。
決して殺虫効果があるわけではないので、「予防」の一つとして様々な方法で活用することができそうです。
虫除け対策で楽しく夏キャンプ
今回は、フランスベッドから発売されている防虫シーツ「虫ールド」を、実際にキャンプで使ってみた感想をお伝えしました。
僕が使った限りでは、一定の効果が実感でき、アウトドア用品として活用できるのではないかと思います。
どうしても虫対策が必要な夏のキャンプ。しっかり虫対策をして、楽しく安全にこれからの季節のキャンプを楽しみましょう!
虫ールド 製品詳細
サイズ:195×97×12cm
商品の重量: 299 g