最近、日本でもバンライフ(VANLIFE)という生活スタイルが人気を集めています。バンライフに興味を持っている人、これからバンライフを始めたいと思っている人もいるのではないでしょうか?
僕は約一年前、趣味であるキャンプ、旅、スノーボードをもっと充実させたいと思い、バンライフをスタートしました。それからどんどんバンライフにのめり込み、現在は日本一周をしています。
今回はそんな僕が、「そもそもバンライフとは何?」や、「バンライフの魅力」などをご紹介していきたいと思います。
バンライフって何なの?
バンライフとは、車を中心とした生活スタイルのことを指します。自分の衣食住に必要な物だけを車に積み込む、ミニマムな暮らしです。
バンライフと一言で言っても様々あり、明確な定義はありません。
拠点を決めて定住する『定住型バンライフ』
旅をしながら移動して暮らす『移動型バンライフ』
休日だけ車で過ごす『休日バンライフ』
などがあります。
車の中での生活と聞くとあまり良く聞こえないかもしれません。しかし、私たちの車内はとても充実していて、快適な生活を送っています。
フォスター・ハンティントン
バンライフをする人々は、「金銭的な余裕」ではなく「時間や心の豊かさ」を、求める人が多くいます。
バンライフ(VANLIFE)を世界に広めたのは、ラルフローレンのデザイナーだった「フォスター・ハンティントン」だと言われています。
彼は忙しい日々から抜け出し、家を捨て必要な物を車に積み込み、生活をしていたそうです。
その旅の様子を、TwitterやInstagramで「#VANLIFE」と発信。すると、デザイン性溢れる彼のライフスタイルが若者を中心に世界中で大流行したのです。
バンライフの問題点、メリット、デメリット
車の中での生活は、どんなに快適と言ってもメリットとデメリットがあります。バンライフを送る人、それぞれで感じることは違うと思いますが、ここでは僕が感じたことを紹介していきます。
バンライフのメリット
- 旅先での宿泊費を節約できる
- 旅のルートを自由変えることができる
- 防災面にとても強い
- 時間や場所にとらわれずに旅をできる
- 毎日がアウトドア
やはり車をプライベート空間にできるこの生活スタイルは、「場所、時間」という点にとても強いようです。
今は、防災の観点でアウトドアグッズが注目されていると同じように、バンライフも大きな防災対策の一つになります。
メリットも多いですが、もちろんデメリットもあります。
バンライフのデメリット
- 天候に左右されやすい
- 車の中だけで生活を完結できない
- 大きい車でないとストレスに
- 仕事が限定されてしまう
車を家同然に使うわけですから、お風呂やトイレなども必要です。
キャンピングカーとなれば備わっている車両もありますが、バンライフは普通の車両でもできます。当然基本的に普通車には備わっていない為、公共のトイレや温泉施設を利用することになります。
そして何より、仕事です。
一般的なサラリーマンのような生活が、難しくなってしまうのも事実です。したがって、バンライフをしている人のほとんどが、短期アルバイトやパソコンを使ったリモートワークで収入を得ているのが現実です。
次のページは、お伝えしたいバンライフの魅力。