設営・撤収がスピーディ!空気の力で建てられるテントファクトリー「エアキャビン4」の魅力をチェック!

公開日:2020 / 10 / 20
最終更新日:2020 / 11 / 20

ドームテント、2ルームテント、ワンポールテント、トンネルテント……と、テントにはたくさんの種類があります。そのなかで最近注目されているテントのひとつが「エアテント」です。

金属製やグラスファイバー製のポールの代わりとなるチューブに空気を入れて建てるテントで、設営や撤収が簡単なことからヨーロッパでは人気があり、ひとつのカテゴリーにもなっています。

今回紹介するテントファクトリーの「エアキャビン4」は、そんな人気の“ユーロスタイル”をそのまま展開しているモデルです。ではどのようなところに人気の秘密が隠されているのか、さっそくチェックしていきましょう。

収納サイズは一般的な2ルームサイズ


収納サイズは、約78×40×40cm、重量は約17kg。オーソドックスな2ルームテントに比べるとひとまわり大きめですが、エアポンプが入ってこのサイズなら、さほど大きくは感じません。


ちなみに付属のエアポンプは、押しても引いても空気が入るダブルアクションポンプ。大きめなので楽に空気が入れられます。


空気圧がひと目でわかる圧力計も備えられているので、どのくらい空気を入れればいいのかもわかります。

設営は空気を入れてロープを張るだけ!


では実際に設営してみましょう! まずはテントを広げてペグダウン。そして、付属のエアポンプでチューブに空気を入れていきます。


柱となるチューブは全部で3本あるので、それぞれに付いているバルブから空気を入れます。バルブは逆止弁を採用しているので、空気が逆流して漏れる心配はありません。


バルブにエアポンプのホースをつないで、空気を入れていきます。1本につき約20回のポンピングで注入が完了します。時間にすると5分ほど。力もコツも必要ないので、誰でも簡単に建てられます。


テントの構造は、チューブは平行に3本並んだトンネル型。ガイドロープをしっかり張って完成です。


ちなみにフロントのキャノピーのみ、アルミ製ポールを使用します。これで出入り口にヒサシができるので、雨が降ってもテント内が濡れにくく、出入りも楽にできます。

ポールを組み立てたりスリーブに通したりという手間がないし、フライシートとインナーテントが一体となっているので、思った以上に簡単に建てることができました。

設営手順の動画は『Tentfactory(テントファクトリー)エアテントAIRCABIN4(エアキャビン)の設営・撤収』をどうぞ!

 

クリアウインドウが開放感を生み出す!


それでは設営が完了したテントを見ていきましょう。


いちばんの特徴は、なんといってもクリアウインドウを装備した前室。フロントドアの左右と右サイドがクリアウインドウとなっているので、雨などで全閉の状態にしても開放感が得られます。


左サイドはメッシュパネルにもなるドアを採用。暑い日は全開にすることで通気性も確保できます。


また前室はグランドシート付きなので、靴を脱いでくつろげる、まさに2ルーム仕様。ピクニックシートを敷いてクッションなどを置けば「グランドスタイル」で活用できます。小さな子どもがいるファミリーは、子どもをチェアに座らせずにゴロンとさせておけるので安心ですね。


インナーテントは吊り下げ式、とはいってもはじめから付いているので、装着は不要です。


出入り口がふたつあるのは、仕切りを付けて2部屋にすることができるから。仕切は取り外すことも可能です。

リビングを拡張する「エクストラキャノピー」


これだけでも十分に機能的ですが、オプションの「エクストラキャノピー」を装着すれば、リビングスペースを広げることができるので、さらに快適な空間を作り出せます。


「エクストラキャノピー」をセットすれば、寝室・お座敷・リビングの3ルームテントになります。さらにエクストラキャノピーには、グランドシートも付属しているので、お座敷スタイルを延長して利用することも可能です。

「エアキャビン4」はこんなキャンパーにおすすめ!


そんなさまざまな使い方が楽しめる「エアキャビン4」。設営・撤収が簡単なこともあわせて考えると、こんなキャンパーにおすすめです。

小さい子どもを連れた「ファミリーキャンパー」に


ひとりでも簡単に設営できるので、ママが子どもの面倒を見ているあいだにパパが設営というスタイルも可能。また前室にグランドスタイルのリビングが作れるので、チェアに座るのが不安定になる小さな子どもがいても安心です。

アクティビティに時間を割きたい「アクティブキャンパー」に

時間をかけずに設営・撤収できるので、そのぶん遊びに時間がまわせます。キャンプそのものよりも、できるだけアクティビティに時間を使いたいキャンパーにおすすめです。

慌ただしいキャンプをしたくない「シニアキャンパー」に

空気を入れるだけで設営ができ、撤収はチューブから空気を抜くだけと簡単。体力を使わず、手間もかからないので、面倒なことはできるだけ省きたいというシニアキャンパーにぴったりです。

このなかに自分のキャンプスタイルを見つけた人は「エアキャビン4」という選択肢もありですね!

【設営から撤収までのイメージ動画】

 

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牛島 義之

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。

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