季節が秋になり、朝晩が急に冷え込む季節になりました。陽が出ている日中は過ごしやすく、とても気持ちの良い温度なのですが、日が暮れると同時に一気に寒くなります。
自然の中で迎える朝晩は、軽く1枚上着を羽織ったぐらいでは寒さを解消することにはなりません。雨のキャンプでは、体の芯まで冷えてしまうなんて事も…。
「せっかくキャンプに来たのに、寒さに耐えらずテントからでられない」
「せっかくキャンプに来たのに、寒くてもう帰りたい」
になってしまうと、心から楽しめないですよね。
寒さ対策はしっかりしたいけど、荷物がかさばる秋冬のキャンプ道具達。入らないから諦めるとはいかない防寒グッズ。
大荷物になる秋冬のキャンプ道具を、少しでも減らせる工夫術をご紹介します。
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どうしたら荷物が減らせることが出来るのか
4人家族の冬キャンプ、かさばるキャンプ用品リスト
・寝袋(封筒型)×3
・椅子(ベンチ&一人用チェア×2)
・テーブル×2
・ハードクーラーボックス
・4人分の衣類
・バラバラに入るところを見つけて入れていた、ガス管やランタン類
・椅子
夏キャンプや子供が小さいうちはベンチが非常に役に立ちます。ですが、子供たちは大きくなってくると「一人で座りたい!」に変わってきました。
ベンチはキャンプ場ではサッと出せて物置にもなる便利キャンプ道具なのですが、実際車に載せるとスペースを取られてしまい、四苦八苦することが多々ありました。
そこで思い切ってベンチではなく、4脚全部折りたたんで収納できるコンパクトな椅子にしました。
その結果非常に積載しやすくなり、スペースを確保することができました。
・テーブル
テーブルは今まで、90×43×60サイズのテーブルを2つ持って行っていました。というのも、キッチンがないので調理スペース用と、食事する用とで分けて使うため。
しかし、これもどうにかならないかと…。
思い切ってテーブルをDIYしました。必要なところを吟味して作ったおかげで、コンパクトかつ非常に使いやすい! という結果に。
テーブル兼調理台として、1つで済ますことができました。
・クーラーボックス
夏はコールマンのハードクーラーボックスの(51リットル)と、室内用にシアトルスポーツのソフトクーラー(37リットル)を持って行っていました。ただ、どちらも大きくかさばるので、悩んでいました。
室内用には、ピクニックバック用の小さなソフトクーラーに変更しました。
結果、秋冬は飲み物が夏に比べると少なくなることもあり、容量を減らしても十分なスペースを確保できています。食材も傷むこともなく、十分だと感じています。
ラゲッジスペースからは変化があまりわからないのですが、後部座席にまで及んでいた荷物がかなり減りました!
・4人分の衣類
寒さを極力感じずに秋冬のキャンプを楽しむために、ここはどうしても減らすわけにはいかないものです。
しかし4人分の衣類を少しでも減らせられたら…と考えて、とりあえずは1人1つずつ、圧縮ポーチを用意。
圧縮ポーチでコンパクトに収納できる様にしたことに加えて、ダウンジャケットとレインパーカーは、畳み方を工夫しました。
例えば上着類(フードかついているもの)はフードにしまいこんで小さくたたむ。そしてその中にレインジャケットも一緒に入れてしまう。
こんな感じでしまい込みます。
・収納場所をきっちりと決める
ランタンやガス類は、これまでは入るところにバラバラに収納していました。これが原因でどこに何があるのか、片付けもバラバラで、大変なことになっていました。
しかし、しっかりと片付けて一つにまとめられるアルバートルマルチギアコンテナのケースに入れることによって、分別ができスペースを無駄にせず、きっちり整理整頓ができる様になりました。
秋冬キャンプにあった方が良いキャンプ用品
・湯たんぽ
電源がないサイトでも、これがあれば非常に暖かくなります。湯たんぽケースに入れて膝掛けの上に置くと、こたつに入っているかの様に温まります。
・カイロ
肌寒い時にポケットに入れておくだけでも、かなり体感温度が変わります。火傷の心配が少ないので、子供用にも便利です。
・膝掛け
肌寒い夕飯の時や朝ごはんの時に、1枚あるかないかで全然違います。また巻きスカートタイプだと風を通しにくいので、とても助かります。
・焚き火
キャンプの醍醐味の焚き火は、暖をとるのに最適!!
あったかグッズの使い方次第でもっとヌクヌク
・寝袋
冬キャンプで、絶対に減らすことのできないものが寝袋です。
しかし寝袋も、夏仕様から冬仕様の快適温度に適したものにちゃんと変える。それだけでも、余計に布団や毛布を持っていく必要がなくなります。
それでも寒さが心配な時用に(電源サイトではないとき)、我が家はインフレーターマットの上に薄手の毛布を引いてから、内面がフリース素材の寝袋を開いて掛け、布団の状態で使用しています。
そしてさらにコンパクトになるフリース素材のインナーを中に入れて、体全体を覆う様にして寒さ対策をしています。また今は直火OKの湯たんぽもあるので、温めた湯たんぽを寝袋に事前に入れておくと寝袋に入ってすぐ暖かさを感じられて、快適に寝ることが出来ます。
・テーブルと椅子セットを冬仕様に
冬キャンプでは、お座敷タイプのこたつにするのもおすすめです。
「布団類で荷物がかさばりそう…」という心配もあるかもしれませんが、ファミリーなら例えば4人分の椅子が減るだけでかなり荷物が減ります。今は薄手のこたつ布団でも十分暖かいのもあるので、そこまでかさばらないです。
秋冬キャンプの荷物を減らす工夫術まとめ
キャンプの荷物を減らすということは、簡単な様で非常に悩むところです。生活に必要なものを一式持っていく感覚なので、選別にも困りますよね。でも少しの工夫で荷物を減らせたり、代替えできるものがあったりします。
- かさばるものを少しでも減らす
- その季節に合ったものを用意して、多めに持って行くことを避ける
- 寒い時期には暖をしっかりと取れるものを用意する
ちょっとした工夫で「あれ?意外と荷物が載った!」なんて結果につながることもあるので、色々試行錯誤しながら考えてみてください。キャンプの楽しみの一つになりますよ。