2020年も残すところあとわずか。今年はいろいろと大変な1年でした。
コロナ禍における移動手段で、「密」を回避する方法の1つに車があります。
その中でも、ベッドや冷蔵庫、テレビにシンクなど家と変わらない環境を備えるキャンピングカーは、密回避はもちろん、ワーケーションや防災の観点から、非常にニーズが高まっています。
そこで、バンコンの製造販売台数国内トップを誇る、岐阜県可児市の「トイファクトリー本社」に突撃。
自身もキャンピングカーに乗る竹縄店長に、人気の車種を聞いてみました!
人気の3車種を紹介!
トイファクトリーのフラッグシップモデル BADEN(バーデン)Casa Home Style Edition
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」の読者が選ぶキャンピングカー2020年アワードで、日本国内全てのキャンピングカーの中からベスト1に輝いたBADEN [Casa Home Style Edition](バーデン)。
昨年もBADEN カリモクver.で受賞し今年で2年連覇を達成しました。
トイファクトリーはこのBADENがなければ成り立たなかったくらいの人気車種です。
創業当時から断熱が一番重要だと考えていたトイファクトリーのノウハウが結集したアクリル窓は右側標準装備。
そしてオプションで、グランデ仕様を選択すれば全面をアクリル窓にすることも可能で、これができるのもトイファクトリーだけ。
このアクリル窓は、アクリルとFRPを効果的に使用することで、窓ガラスからくる冷気の影響を受けにくくなり、オールシーズン快適に使えるようにしました。
燃料を吸い上げて燃焼し社内をポカポカにしてくれるFFヒーターといえばキャンピングカーの代名詞。
ガソリンの場合、1時間で180ccほど 一晩なら1リットル程度の燃料の使用と経済的です。
ただ断熱性が良いということは、結露もしやすくなりますが、アクリル窓とペアガラスによる高い断熱性により、結露を起こりにくくすることが可能です。
外気温の影響を受けないことから、オールシーズン快適に過ごせる室内を実現しました。
断熱シェード、網戸、そして窓として1つの窓にいろんな工夫をして快適さを追求しています。
車種名になっているBADENとは、ドイツのバーデンバーデンという温泉地の名前からとったもの。
日本は温泉文化が根付いているので、温泉地をこの車と旅してほしいという思いから名付けられています。
汎用性の高いレイアウトは、乗り手を選ばずファミリーもカップルも使い勝手が良く、後ろのベッドの荷室は大容量でキャンプ、遊び道具などしっかり積めるようになっています。
BADENの場合は、ベッドが幅180cm取れるようになっていて、大人も楽々寝ることができます。
キャプコンのレイアウトをバンコンに GT(ジーティー)Casa Home Style Edition
GTもBADENと同じく、キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」の読者が選ぶキャンピングカーのベストキャンピングカーに選ばれています。
キャンピングカーの王道であるキャブコンのレイアウトをバンコンに高い精度で落とし込んだモデルで、後ろには2段ベッド、真ん中にはフリールームが付いており、トイレや収納、クローゼット、ウィンタースポーツをする方は乾燥室としてマルチにカスタマイズできます。
エアロウインドウ(少し外に飛び出した窓)にすることで幅180cm(上段)のベッドと幅170cm(下段)の2段ベッドになります。
キッチンはシステムキッチン、タワー型の収納としっかりとした収納が特徴です。
Casa Home Style Editionは、緑色の特別カラーのシート、キッチン回りのタイルは美濃焼と贅沢な仕様になっています。壁面の一部が特別な仕上げになっていて、画鋲などを打ってお気に入りの写真などを飾ることができるのもこのモデルならではです。
そして床は全面をヒノキと豪華に仕上げました。
ちなみに、この“Casa”はポルトガル語でリビングという意味です。
キャンピングカーを自宅と同じようなリラックスできる空間として使ってもらいたいという思いを込めています。
20年以上続く人気モデル Land Tepee(ランドティピー)Casa Home Style Edition
ランドティピーの名前の由来は、インディアンが使っている移動式のテントをイメージしたもの。
あえてセンターシンクにしたシンプルなモデルが故に、その使い勝手の良さが好評で20年以上も人気のモデルです。
トイファクトリー代表の藤井も、長年ランドティピーを愛用していました。
ベッドが低い位置で一面フラットになるのでお座敷のように使うこともできるし、広々としたベッドとして使うこともできます。セカンドシートを倒せば最大3mを超えるベッドが完成しますので、高身長の方や大人数でもゆったり寝ることができるモデルです。
今回のモデルは2段ベッドが追加され、後ろの跳ね上がりが秀逸です。
簡単に折り畳むことができるので、十分な広さの荷室を作ることができます。
ちなみに今回紹介している、BADEN、GT、ランドティピーの3車種はすべて7人乗車できるようになっています。
ハイエースをベースにしているので普段使いしやすいことも大事なポイントです。
ただし、Land Tepeeは右側のアクリル窓もオプションですが、BADENとGTは右側アクリル窓が標準装備です。
番外編 国産最高峰のバスコン Seven Seas(セブンシーズ)
この車両、実はGAKU-MCさんとミスチル桜井さんがウカスカジー大冒険ツアーの移動で実際に使った(運転した)モデル。
これで仙台から東京まで旅したそうで、その実車が展示されていました。
ウカスカジーのツアー紹介YouTubeにミスチル桜井さんが運転する姿が映っています。
とにかく内装は豪華。床暖房も装備しています。価格は諸々込みで約2,000万円とのこと。
興味本位で見るだけでも欲しくなる
見れば見るほど、説明を聞けば聞くほどその魅力にいつの間にか買ってしまいそうになりました。
今は需要が高く、新車の納期は1年近くかかるそうです。
今回紹介した車両はオプションなどを含めると約1,000万円ほどとかなりの高額。
無理だなと思った矢先、トイファクトリーの場合は、最長180回(15年)ローンも組めるという竹縄店長のささやき。
実際ローンで購入される方のほとんどが、180回ローンを利用するそうです。その理由はキャンピングカーの価値が下がりにくく、ある程度の年数と走行距離を乗ってもリセールが良いのがキャンピングカーであるとのこと。
そう聞くと勇気が湧いてきます。いつか買えることを夢見て今回は帰ります。竹縄店長ありがとうございました!
Toy-Factory 店舗紹介
Toy-Factory トイファクトリー本社
営業時間:10:00~18:00
定休日:毎週月曜日、第1火曜日(1月/5月/8月/12月を除く)
住所:〒509-0213 岐阜県可児市瀬田800-1
TEL:0574-63-0667
URL:https://toy-factory.jp/shop/gifu.php
Toy-Factory トイファクトリー東京
営業時間:10:00~20:00
定休日:通年営業(施設休館日のみ休業)
住所:〒194-0004 東京都町田市鶴間3-4-1 グランベリーパーク セントラルコート1階F104
TEL:042-850-5548
URL:https://toy-factory.jp/shop/tokyo.php
Toy-Factory トイファクトリー湘南
営業時間:10:00~18:00
定休日:毎週月曜日、第1火曜日(1月/5月/8月/12月を除く)
住所:〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸6-10-17
TEL:0466-53-9119
URL:https://toy-factory.jp/shop/shonan.php
Toy-Factory トイファクトリー東北
営業時間:10:00~18:00
定休日:毎週月曜日、第1火曜日(1月/5月/8月/12月を除く)
住所:〒989-6252 宮城県大崎市古川荒谷字本町東20
TEL:0229-25-5335
URL:https://toy-factory.jp/shop/tohoku.php