秋田県でキャンプと映像を交えた面白いイベントが開催されています。その名も「Fujisato REC」。
「FujisatoREC」とは、世界自然遺産白神山地の麓、秋田県藤里町で行われるキャンプ×映像プロジェクトです。雄大なブナの森に抱かれ、豊かな水が町全体をめぐる藤里町で、既存のキャンプ場だけではなく、特設キャンプサイトを設けて、普段はできない10ヶ所以上の場所(廃校のグラウンドや美しい棚田など)でキャンプを楽しめるイベントです。また、藤里町を訪れた一般の方が撮影した映像を募集する、映像コンペティションも実施します。
グランプリには空き家1軒の利用権をプレゼント!
コンペといっても、撮影はスマホでOK。グランプリには空き家1軒の利用権をプレゼント!フリーライブや公開審査会など、イベントもたくさん行われます。
参加アーティストの紹介
【映像撮影】池田晶紀、栗原良影、東京藝術大学中村政人研究室(石毛健太・久留島 咲・濱田泰彰・矢満田一輝)
【音楽制作】tko(オムトン)
※集まった映像を使用して、藤里町のPRムービーを制作する際に音楽を担当。
【ライブ映像撮影】 lute
※10/2開催のフリーライブにて、映像を撮影。
2016年10月2日(日) 新感覚アウトドアフェス「unkind(アンカインド)」を開催
自然の中に突然現れたように設営された各ステージを、ショートトレイル感覚で巡りながら音楽を楽しめます。
ステージにはヒップホップシーンを牽引する『環ROY』『鎮座ドープネス』と、その2人によるユニット『KAKATO』、ラップやステージング、映像を手がけるクリエイティブなヒップホップクルー『Enjoy Music Club』。新進気鋭のトラックメイカーでキュートなポップアイコン『ZOMBIE-CHANG』らが登場します。
アーティストの詳細はこちら
なぜキャンプと映像なのか?
事務局の特定非営利活動法人アートゼロダテの熊谷さんに聞いてみました。
藤里町は白神山地の山あいにある小さな町です。過疎化の問題に悩み、今老若男女が立ち上がって、町全体で地方創生に取り組んでいます。
藤里町の魅力である環境の美しさを町内外の人に気づいてもらいたい。そのような想いでスタートしたのが「FujisatoREC」です。この町の美しい自然と等身大の感動を伝えるために、最適だと考えたコンテンツが「キャンプ」と「映像」でした。藤里町を「キャンプ特区」とし、町のあちこちに雄大な自然を独り占めしてのびのびと過ごせる「特設キャンプサイト」を設けました。
また、その素敵な体験を伝える手段として、スマホで簡単に投稿できる動画コンペの開催を思いつきました。動画がweb上にどんどん集まることによって、藤里町の魅力がそこに集まり、人が集まる。そんな相乗効果から、人と町に新たな繋がり方ができることを願って今回のイベントを開催しています。
世界自然遺産の白神山地ってどんなところ?
白神山地は、秋田県北西部と青森県南西部にまたがる約13万haに及ぶ広大な山地帯の総称です。
ここには人為の影響をほとんど受けていない世界最大級の原生的なブナ林が分布し、この中に多種多様な動植物が生息・自生するなど貴重な生態系が保たれており、1993年12月に世界自然遺産に登録されました。
イベント詳細
映像コンペディション・キャンプ参加期間
2016年8月1日(月)~2016年10月30日(日)
キャンプ場についての詳細はこちら
映像投稿コンペについての詳細はこちら
Fujisato REC HP