高いコストパフォーマンスと素早い設営を可能にしたキャンプギアで、キャンパーの注目度が高まっているアウトドアブランド「QUICKCAMP(クイックキャンプ)」。コスパ抜群、クイック設営だけでなく、高いデザイン性を備えた手軽で使い勝手が良いこだわりの製品を多く扱っています。
今回LANTERN編集部は、QUICKCAMP で生産管理を担当する東さん、商品企画を担当する成田さんに同社オススメのキャンプ用品を伺いました。2021年、新たにキャンプを始めたいという人も、すでにベテランの域に達したキャンパーさんにもおすすめできる QUICKCAMP のキャンプギア7選をご紹介しましょう。
4月に発売予定の新作情報もお伝えしますので、併せてご確認ください。
ONOE×QUICKCAMPのコラボギア
QUICKCAMP おすすめのキャンプギアから、最初にご紹介するのは「尾上製作所(ONOE)」とのコラボ商品。現在(2021年3月時点)第4弾まで発売されていて、いずれもシックなデザインで簡単に設営でき、コストパフォーマンスの良い点が人気を呼んでいます。
ONOE とコラボを始めたきっかけは、次のような経緯だったそう。
「焚き火周りのアイテムを開発しようとした時に、人気があり無骨なアイテムをたくさん出されていたので、ONOE さんが良いと思いました。
弊社で新たに製品を作るよりも、ONOE さんと一緒にやった方が面白いのではないかという声が社内で挙がって、お声がけしました。
ONOE さんにも『非常に面白いね』と言っていただいて、一緒に企画することになりました」
↓ こちらもオススメ ↓
「POST GENERAL」と「QUICKCAMP」が初コラボ!あの吊り下げ式LEDランプがオリジナルカラーで登場
一押しギアは「ONOE×QUICKCAMP 薪ラック」
ONOE とのコラボの中でのオススメのギアとして紹介してくれたのが、最新第4弾の「ONOE×QUICKCAMP 薪ラック」です。無骨なデザインで、差し込むだけで組み立てられる優れものです。
また、薪ラックとしてだけではなく、アレンジを加えればテーブルとして使える点も魅力です。
「ONOE×QUICKCAMP ファイアプレイステーブルを2枚並べて、薪ラックを八の字にして差し込むと別のテーブルとして使うことができます。そういう使い方もオススメです」
ONOE とのコラボは、今後も続けていきたいそう。新たなコラボ製品の登場を楽しみに待ちましょう。
「収束式ベンチ Love so sheet」
ユニークな商品ネーミングの「収束式ベンチ Love so sheet」。ローチェア仕様でトレンドに対応しています。
もともとQUICKCAMPは、折りたたみタイプではないシングルとダブル、両サイズのチェアを扱っていました。どちらも人気製品で収束式タイプの新商品企画が出た時に、シングルだけでなくダブルへの展開も決めたそう。
「Love so sheet」というユニークなネーミング。きっかけになったのは、商品企画を担当する成田さんのお姉さんでした。
「姉が5人組アイドルグループの大ファンで、製品名をどうしようか調べていた時に、Love Seat という名前の製品を見つけたんです。
その時にアイドルグループの『Love so sweet』が頭の中で流れました。キャッチコピーの『座ってもっと最高のシート』もそこからきています。思い入れのある製品にしたいという想いもあり、もじった製品名にしました」
一人用の「収束式ローチェア One Love chair」も人気です。こちらのチェアの製品名と「ゆったりと百年先も愛を誓ってほしいというキャッチコピーも彼らの曲からインスパイアを受け、決めました!」とのこと。
どちらのサイズもサンド、カーキ、ブラックの3色展開。2WAYドリンクホルダーが付いて、大型メッシュポケットも備えた使い勝手の良い製品です。
4月発売開始予定の新作チェア
なお4月には、新たにオススメのチェアが発売予定となっています。「1人掛けローチェアコーデュロイ 」と「 2人掛けベンチ コーデュロイ」です。
折りたたみ可能なコーデュロイ素材を採用したチェア。コーデュロイと聞くと秋冬用というイメージかもしれません。しかし凸凹生地で肌に触れる面積が少なく、通気性があるためシーズンを通して使える仕様になっています。
大人っぽいデザインで、アウトドアはもちろん、自宅で使ってもマッチするオススメのQUICKCAMP新作チェアです。
アンティーク風 LEDランタン メノーラ
昨年発売され、アンティーク風のデザインが人気のLEDランタン「メノーラ」に、新色のホワイトが加わりました。天然素材を使ったナチュラルデザインに、LEDランタンなのでお家キャンプなど自宅での使用にもピッタリですね。
最小光量であれば約75時間連続点灯可能。USB、マイクロUSBポート付きなので、防災用品として備えておくのもオススメです。
折りたたみ フルメッシュキッチンテーブル
「折りたたみ フルメッシュキッチンテーブル」は、まだ熱い調理後の鍋やフライパンを置いても心配なしのスチールメッシュ天板。ランタンポール、ツールハンガーも付いた便利なキッチンテーブルです。
高さは2段階調節可能なので、ロースタイルのキッチンを作ることもできます。
「脚を外せば高さ40cmのロースタイルのキッチンテーブルになるので、お客様に好評いただいていますね。男性にはコックピット型になることが好まれています。
収納サイズも小さく(76×27×12cm)改良したので、その点も喜んでいただいてます」
QUICKCAMP人気トップ3
ここからは、QUICKCAMP 担当者に聞いた同社人気のキャンプギア、トップ3をご紹介します。
焚火陣幕 焔-homura
まずは「焚火陣幕 焔-homura」。先に紹介したONOEとのコラボ製品があったため、焚き火周りの製品を充実させるために、陣幕があった方が良いということから開発に至ったそう。
「(開発に向けこだわったのは)素材の選択です。ポリコットンにするかコットン100%にするか。最終的にコットンを選択しましたが、コットンだと匂いや汚れが気になるという人が多く、普通に洗うと生地がよれてしまうので、悩みました。
なので先に洗い加工をすることで、縮みやよれが出ないようにしています」
「焔-homuraの特徴として、アイアンフレームが付いているので、洗って生地が縮んでしまうとフレームが使えなくなってしまう。フレームが使用できるように、縮まない生地ということを意識しました」
なお、2021年春に新たに別サイズを展開予定とのこと。焚き火好きグループでの使用にピッタリのサイズとのことなので、楽しみですね。
一人掛けウッドローチェア
ウッドフレームがオシャレなキルティングデザインのチェア。ウレタン入りの厚手のシートで座り心地が良く、ロースタイルなことも人気です。
東さんによると「想像していた以上の人気ですね」というほど好評とのこと。
脚底にはゴムキャップが付いているので、室内でも使いやすいチェアです。
ワイドホイール アウトドアワゴン
大型のホイールが悪路への強さを感じさせてくれるアウトドアワゴン。サンド、ブラック、カーキのカラー展開となっていますが「3色合わせると、ダントツの一番人気です」という大人気商品です。
見た目からも頑丈さが伝わるワゴンの耐荷重は、約100kg。ジッパーやマジックテープの色を合わせるなど、細かいところまでこだわっています。
QUICKCAMPオススメギアをチェック!
QUICKCAMP 担当者オススメのキャンプギアは、いかがでしたか? 今回ご紹介したギア以外にも「ワイドスクリーンタープ」「折りたたみシェルフ」など、魅力的な製品を豊富に扱っています。
なお、今回紹介した中で最も高額の製品は「焚火陣幕 焔-homura」の12,800円(税込)です。しかし、コスパの良さも同社が扱う製品の魅力の一つ。
コスパ重視、デザイン重視というキャンパーはもちろん、これからキャンプギアを集めていこうと考えている人も、まずはQUICKCAMP のオススメギアをチェックしてください!