2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で中止を余儀なくされた「アウトドアデイジャパン」が、2年ぶりに代々木公園イベント広場に帰ってきました。
例年多くの人が訪れるイベントだけに、現在の状況下でどのように実行されたのかをお伝えします。
ニューノーマルなイベントのカタチ
例年であれば、公園という立地もあり人が自由に行き来できる気軽さがメリットになるアウトドアイベントですが、コロナ禍ではそうはいきません。
密を回避しなければなりませんし、不特定多数の人々が自由に行き来できるのも避けなければなりません。
完全予約制
イベント会場への入場には、イベント管理サービス「Peatix(ピーティックス)」で事前予約が必須です。
入場時間帯を4つに分けて、各時間帯であらかじめ決まった人数以上は入れないように管理されていました。
これにより人が滞在することができず、人の密集を抑えることができていました。
とは言え、ふらっと立ち寄った人は入場できないかというとそんなことはなく、予定人数に達していない時間帯では、当日でも予約が可能。
その場でスマホのアプリから予約して入場することもできます。
検温とアルコール消毒の徹底
今回から入場ゲートが設けられ、一人ひとりきっちりと検温、手指のアルコール消毒を受けます。
イベントスタッフに「Peatix(ピーティックス)」の予約画面を見せて入場。
徹底的に管理されており、安心感を覚えます。
会場内は道幅が広く快適
例年だと、人が道に溢れかえり人を避けながら各ブースを見て回っていましたが、今年は入場制限に加え、道の間隔が広く歩いていても快適です。
入り口1か所、出口1か所で流れはスムーズ
人が溜まらないようにと、入り口から出口までが1つの導線となっていて、人の流れもスムーズです。
外部の人が侵入できないようにイベント会場と公園は柵で仕切られています。
出展ブースは54ブース
お馴染みのアウトドアメーカーからガレージブランド、自動車、キャンプ場などが出展。一部、気になったブースをご紹介します。
THE NORTH FACE
2021年はテントから小物まで、充実のノースフェイス。こうやって新作を手に取って見れるのは、やっぱりこういうイベントならではです。
トランクカーゴ
キャンプシーンでよく見かける頑丈なストレージボックスと言えばやっぱりこのブランド。
サイズバリエーションも増えて、ますます人気です。
millio
無骨さのなかにもかわいらしさのある個性的な鉄板は、一つひとつ職人の手作り。世界に1つだけの鉄板たちです。
AERO PRESS GO
アメリカから来たコンパクトなコーヒー抽出器。
ピストンで空気を押し出すことで、安定した味のコーヒーが早くできるというもの。
MAAGZ
Makuakeで目標額の2,500%達成をした注目の焚き火台「RAPCA」の展示。こういった話題のアイテムが見れるのも良いですね。
取材を終えて
今回の開催にあたり、会場内の混雑を避けるために、出展ブース数を制限し会場規模の縮小や道幅を広くするなど、主催者としてはかなり厳しい条件の中、どう安全に開催していくかで頭を悩ませ、苦労したことと思います。
それでも会場を訪れた多くの人が、モノに触れて喜んだり、出展者との交流を楽しんだりしている姿を見て、リアルイベントの良さを改めて実感しました。
この後は福岡、名古屋と開催が予定されています。お近くの方は、ぜひ足を運んでみてください。
アウトドアデイジャパン福岡2021
開催日時:2021年 4月17日(土)・18日(日)
10:00~17:00(雨天決行・ペットOK)
開催会場:舞鶴公園・鴻臚館(こうろかん)広場
入場制限:入場の際には登録が必要です(無料)
HP:https://outdoorday.jp/fukuoka/
なお、オンライン登録を4月16日(金)までに済ませると、素敵なプレゼントが抽選でもらえるチャンス!
アウトドアデイジャパン名古屋2021
開催日時:2021年 5月8日(土)・9日(日)
10:00~17:00(入場無料・ペットOK・雨天決行)
開催会場:名古屋港 ガーデンふ頭ひがし広場・つどいの広場
HP:https://outdoorday.jp/nagoya/
入場制限など詳細は、公式サイトをチェックしてください。